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(回答先: シオニストの手先の狂信者、高橋哲哉の駄文を長々引かれては不愉快至極 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 1 月 22 日 18:38:05)
今回の事件(?)は「戦時性暴力」にという問題がテーマの番組で起きているため、ニュートラルに考えることがむずかしいケースとなっているのかもしれません。
けれど、そのへんを超えて対処をしないと、いつまでたってもメディアの問題は解決しないように思われます。
問題は「戦時性暴力」をどのように扱った番組か、ではなく、製作に”介入”があったかどうか、つまり情報が”そのまま”視聴者に届けられたかどうかにあり、この”介入”の存在が視聴者が独自に判断する機会を奪うどころか、仮に真実や事実があった場合に、それが視聴者に届けられないおそれがあるというきわめて重大な点にあるということです。(真実や事実があった場合に、それが視聴者に届けられないおそれがある、と書くと、マスメディアの現状からいって今でもどれだけそんな真実や事実が伝えられているのか、と思いますが)
”介入”は時には与党の政治家ではなく、野党の政治家がおこなうかもしれない、あるいは右派ではなく左派がおこなうかもしれない、政治家ではなく企業家がおこなうかもしれない、ときには暴力団がおこなうかもしれない。”介入”の分野も、政治にかぎらない。経済かもしれない。医療かもしれない。教育の分野かもしれない。今回の問題はそういう問題です。
僕は彼があなたの言うように、「シオニストの手先」かどうかは知りません。(少なくとも僕は彼からそんな印象は少しもうけません。「ホロコーストは捏造」としない人は皆シオニストの手先、というのなら、世の中のほとんどは「シオニストの手先」になってしまいます。イスラエルを厳しく批判している人々もです)
とはいえ、上に書いたことと同じように、あなたがあらゆる事実を”介入”なく知らせることが必要と思っているのならば(たとえばあなたにとっては「ホロコーストは捏造」などを)、仮に彼が「シオニストの手先」だろうがなんだろうが、彼がその”介入”と戦おうとしている以上、彼を排斥する理由はないのではないでしょうか。この問題で排斥していい(「排斥が可能な」といってもいいでしょう)人間がいるとしたら、”介入”を受け入れる人間以外にはいないはずなのです。そういう根幹にかかわる案件なのです。
「番組が偏向している」「シオニストだ」というのは、そのあとにくる問題です。”介入”がおこなわれないという情報伝達にとっての基本的な条件の同意がなされたあとで、いくらで論駁しあってください。