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(回答先: 歌会始の儀:天皇陛下、終戦当時を詠む(毎日新聞) 投稿者 天魔降伏 日時 2005 年 1 月 15 日 03:36:41)
多くの人が感じた事と思いますが、陛下は常々、戦後の平和の大切さをお考えになっておられるのでしょう。そして、その日本の平和が壊れつつある状況を憂えておられるのでしょう。そして、「難き日を生きし人々」が再び現れることを心配しておられるのでありましょう。そうでなければ、わざわざ、「歌会始の儀」において、このような深刻な内容を詠まれるわけは無いと思います。
陛下よりもさらに深刻な歌を詠まれたのは皇后陛下であり、ご心労により、ご病気を患われつつも公務に励まれる陛下を見詰めてのご心中を詠われておられるわけです。
それに比べると一般の参加者の方々の歌は日常のことを詠っており、幸せであると言えます。
両陛下にも、日常の事を詠っていただくことが出来る時が、本当の平和の時でありましょう。
政治家も国民も、両陛下のお気持ちを察しようとしているのでしょうか?
憲法を改めようとしている人達がいますが、その人達は、「改憲案」の天皇についての条文案について、天皇の御意見を聞こうとするのでしょうか?
天皇は、人からご意見を問われて、それに対し「それは違う」と思われても「それは納得できない事です」とは言われないでしょう。命令はされない筈です。
そうでありますから、天皇・皇后のお気持ちは、お言葉から推し量るように回りの人達は努めなければならない筈なのです。
天皇が「平和であれ」と望まれれば、それに応えて平和を護ろうとすれば我が国も世界も安泰となるのです。
天皇のご心中を察する事無く、天皇のあり方を法的に定めれば(改憲もそうです)、
鎌倉幕府や足利幕府のように、天皇に対し命令をしたり、天皇を勝手に造りあげたりする事と同じ事を行う事になり、世が乱れるもとを造る事になります。
現在の天皇と皇后のお姿から、天皇と皇后を知っていただきたいものです。