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(回答先: 天皇、天照大神、スサノオ、月読についてちょこっと。 投稿者 月読 日時 2005 年 1 月 07 日 01:24:42)
ここであまり議論を深めると、「論議」の方へ行ってくれと言われることになるかもしれませんし、私自身も議論できる時間が取れない人間なので、
ここで、少しだけの返事をさせて頂きたいと思います。
月読の尊については、少し調べ直さないと返事できませんが、
「日の元(『本』、『下』でも結構でしょう)の国」の「日」とは、日本語としては、
「ヒ」の事なのですが、「ヒ」とは漢字で「日」と「火」をあてます。
「日」の意味として漢和辞典(角川)を見ると、「太陽」の意味だけでなく、次のように書かれています。
<国訓>@ひ。天皇をいう。「日の神」。Aか。日数をかぞえる語。「十日とうか」
「火」では、意味が少し違ってきてしまいますね。しかし、日本語としての「ヒ」は両方の意味を含んでいると考えられます。
どうして「ひ(日)」をもってスメラミコトの意味にあてるかと言うと、それはスメラミコトの由来によるのであり、「天皇」は始めから「日」をあてられていたと考える事が出来ます。これは根本的な問題であり、説明は出来なくはありませんが長くなり困難でもあるので、ここではご容赦下さい。
概略だけを触れると、スメラミコトの「御立場」と「御役割」は「ひ(日)」を象徴としてあてる事ができるものなのです。
貴方御本人が、このことに付いて真剣に資料に当たったり、詳しい人に聞いたりして、そのことを御自分の力で知られることが最もよい方法です。私が詳しく説明しても、一般知識のことではありませんから、「判らず終い」に終わると思うのです。
記紀にのみ頼っては判らないと思います。記紀は古代の一時代の支配的政治思想の編集に拠ってつくられたものであります。中華帝国を真似て律令体制を敷いた時代の政治思想によるものであり、本来の天皇の姿が書かれてはいないと考えています。
記紀を読んでも、分けがわからなくなるだけでしょう。
仰るとおり、漢字の意味から古代日本を考えては解からなくなりますね。
漢字は後で、日本やチャイナであてたものであるからです。
日本という字のあて方も「ヒノモトノクニ」にその意味の漢字をあてたものでしょう。
日本人か又はチャイニーズがあてたものでしょう。
二昔前に、政府が「日本」の読み方について「にっぽん」にするか「にほん」にするかについて統一しようと言い出し、「にっぽん」の方に決めてしまって、それはどちらでもよいのであるから、私は「馬鹿な事をするなあ」と思いましたが、そして今に至っているのです。
私は、日本人が自分の国の応援をする時に、気張って、音読みの「ニッポン、ニッポン」とやるのを見て「異様な印象」を受けるのです。
どうして、自国のことを、「ひのもと」または「ひのもとのくに」とよばないのでしょうかね。日本人は国の名の由来すら知らないということなのです。
日本の意味を知らないからこういうことになってしまうのでしょう。
マルコポーロの頃からの「ジパング」については次のように推測しています。
日本は音読みで「ジッポン」と読めます。マルコポーロの時代のチャイナで日本をそれに近い発音で言っていたのではないでしょうか。人によっては「ジッパン」とも聞こえたでしょう。それを、アルファベットで書くと「Zippang]の様になったのでしょう。それをそのままで発音すると「ジパング」になりますね。
英語のジャパンは勿論ジパングが語源でしょう。ドイツ語ではヤーパンと言いますが、ドイツ人はジャの発音をせずにヤと発音するからです。
そういうわけで、私は「ジパング」の語源は「日本」であろうと考えています。
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