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(回答先: 小中高生40万人に「エリート教育」 中央日報 (完全に韓国に抜かれた!) 投稿者 kaname 日時 2004 年 12 月 23 日 00:28:18)
kanameさん、現在の日本で、勢力と言えるほどの左翼勢力(平たく言うと民主主義での多数勢力)は存在しませんよ。
社民党も共産党も数えるほどで、党首討論にも参加できず、予算委員会での質問時間もごくわずかです。
労働組合は存在するものの、対決ではなく、従属労組がほとんど。
プロ野球選手会の活動が、ひさびさの労資対決型の労働運動と話題になったくらいです。
日教組の組織率も30%を切っています。
(http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/141.html)
これでは日教組がいくら騒いでも、それ自体では何の力にもならない。
幸か不幸か、現在の日本では、一握りの左翼が大反対しても、100%その意見が取り入られることはありません。
しかも、こうした傾向は、kanameさんはご存じないかもしれませんが、実は何十年も前から続いています。
それにしても、kanameさんは、何を根拠に
「日本では左翼のみなさんが大反対するので実現できません」
とお考えなのでしょうか。
小生には、日本の教育の現状は、一部のエリート化教育と、その他大勢の愚民化(ゆとり)教育とが、着実に進行しているように見えます。
それを主導したのは、政府自民党とかつての文部省官僚です。
もし、現在、政府や政治家、文部官僚が公然とそうしたエリート教育を公然と公言できないとしたら、それに賛成できない(エリート教育なんてとんでもないと考える)国民勢力がいまだ過半数以上存在するからだと思います。
それは組織化されることもない、ごく普通の庶民で、左翼でもなんでもない集団です。
小生は、日本国民の平均的な教育水準の高さが、明治維新以降、戦後の高度経済成長も含めて、長期間の躍進を支えてきたと思いますし、エリート教育を進めるほうが国力衰退の要因になると考えています。