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(回答先: 橋田幸子様には余りに厳しい現実だったのではないでしょうか。今の米国も日本も「全体主義体制」と言ってよいでしょう。 投稿者 新世紀人 日時 2004 年 11 月 27 日 15:44:31)
新世紀人さん、こんにちわ。
あなたのお気持ちも、甘木直人さんのお気持ちも、よくわかります。
ましてや、橋田幸子さんのお気持ちはいかばかりかと。
ただ、橋田さんの死の直後から、マスコミ報道は例のごとく、戦争加担へとなびき、国家権力は、それ見たことかのようなあからさまな無視でした。AIUの保険の件で、私が稚拙を弄したのは、幸子さんの当事者としての問題意識に共感したことと、今の戦争への責任の一端をチラリとでも感じているからに他なりません。
それにしても、あえていわせていただくと、人はみな、各事情を抱えながら、ここというときには踏ん張りが必要ではないかということです。
幸子さんが、「戦争を否定したい、夫を殺したもの・記憶に触れたくはない」と、傷心のうちに閉じこもられるならともかく、人前で講演されたときの天木さんの質問なのですから、やはり、きちんと、応える義務があると思うのです。
いまや、日本の国情は、足下から、戦火が燃え広がる勢いです。そして、相も変わらず、その種火にさえ気付く人はごくごく、少数。そんな日本の地にいて、夫を戦火で失った当事者として、言うべきことは、戦争の真実ではないでしょうか。訴えることは、「夫がどういう情勢の下に殺されたのか」ということでしょう。一少年の目の回復手術に奔走するという美談に終始することでよしとすることではありません。
ましてや、言葉足らずであったと思いますが、「戦争ネタ云々」というのは、夫の仕事を冒涜することであり、イラク民衆の尊厳を傷つけることであります。否、本物のジャーナリズムを貶めることでもあります。夫をそうした職業に持つ妻の言葉とはとても思えません。