現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 804.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 法廷闘争は直接的に大衆闘争とはいえない 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 11 月 23 日 12:47:09)
竹中さんどうもです
だいぶんな力作ですね。いっぱい書かれているのでどこまでコメントできるか分かりませんが、私の意見を書きます。
まず第一印象として、竹中さんは僕が紹介した前進の文章に書いてあることにはほとんどコメントなくて、書いていないことに対して批判されていますね。
竹中さんの中で中核派はこう思っているに違いないという像があって、それと闘っておられるという感じです。
たとえば
>法廷闘争は直接的に大衆闘争とはいえない
という竹中さんの文章の題ですが、前進には法廷闘争は大衆闘争だとは書いてないですね。「労働争議における法的手段とは、職場のたたかいを軸とした大衆運動の強化に資するものでなければならない」と書いてあります。
他にも
>「不起立」で抗議を示した先生方は全員が中核派同盟員ではない。
とおっしゃってますが、前進には、不起立で抗議を示した先生方が中核は同盟員だとはどこにも書いてありませんね。この闘いを中核派が作ったんだとも言ってませんね。ただ教育労働者の決起はすばらしい、大変意義がある、共に闘おうと言ってますね。主語をすり替えて解釈して批判しても、あまり意味がないと思います。
>おそらく今後のたたき台になるだろうと思って「(反革命)カクマルの反労働者的正体>の文章」を掲載したわけです。これは70年以降中核派がいかに歴史を偽造してきている>かについて説明できるシロモノです。
ぜひ説明してください。
>ところで告訴・告発についてですが、これが直接権力の弾圧を導き出す結果となるのか考えてみたらわかると思いますよ。
権力に石原を逮捕しろと告訴すれば、やはり権力が当該の教師を呼び出して、「捜査」と称して内部情報を調べたり、逆に脅されたりするとするというのは、きわめてあり得る展開だと思います。
>以上の展開ではなんの理論的根拠も示されていない展開もない観念論です。ハラはわかるが。
理論的根拠の所を引用されないで、そう決めつけるのは不自然に感じました。
>>この闘いは、戦時下の「日の丸・君が代」闘争の新たな発展を切り開き、それを教基法改悪粉砕・改憲阻止の一大焦点に押し上げた。
>−−−そこまで美化される性質ではない。先生方は素朴に反対の態度を表明したのである。即自的レベルではあるが、これを現在的にはイラク反戦、国内特に沖縄のの反基地運動の一環として結合して戦おうとうする向自的な立場に立つかどうかは先生方の自覚の度合いであり、これをどのように止揚してゆくのかが前衛党に問われる。
たしかに先生方の自覚の度合いはいろいろあるのでしょうが、戦争への動き、改憲への流れへの危機感が教育労働者が処分を恐れずに決起した背景にあり、彼ら彼女らの決起が、教育基本法改悪に反対する新しい運動に大きな力を与えていると言うことは事実だと思います。竹中さんは、このたたかいの主体は教育労働者だと言われる割に、その決起の意味を小さく見られているように感じます。
>>さらに戦争協力拒否の先駆として、現場組合員の自主的決起をとおして労働組合の階級的再生をかちとる闘いとして、労働運動全体に大きなインパクトを与えた。
>−−−この文章は非常に観念的です。どのように労働組合の階級的再生をかちとるのか?つまり現実的な階級的再生の闘いははすでに開始されているが、それは中核派の思惑とは違う方向へ進んでいる(バスに乗り遅れているのは中核派である)。つまり総評が解散し右翼的な連合および分裂主義の全労連に主要な流れが集約されつつあった時点で、中核派自体は労働者組織がほとんどなかった。
これも何を批判されているのかよく分かりません。ただただ中核派憎しで、言葉が宙を舞っているようです。
>むしろ国鉄を例にとるならば、戦闘的部分はJR総連を結成して組織の温存を図った。
>これに対してJR総連はカクマルだなどとセクト主義的対応をして動労千葉を分裂させた(ここも宮崎学との癒着を繰り返した)。国労(全労協加盟)は極左戦術をとり徹底抗戦を主張したが、結果は指導部の逃亡という現実を見ればわかるが惨憺たるものである。この中でJR総連は右翼的部分がJR連合を作って脱退した。こういう流れから国労の戦闘的労働者は国労を脱退してJR東労組に加盟するものが増加している。
この文章は、JRの労働運動をまったく竹中さんはご存じないという事を証明していますね。解放にはそのように書いてあるんでしょうか。ウソも百編言えば本当になるそうですので、ここで膨大な事実を書いても仕方ないと思いますが、JR総連が出来たのは89年で、動労千葉が動労から分離独立したのは79年です。宮崎学はなんの関係もありません。しかも国労は国鉄分割民営化には反対しましたが、「極左戦術」などといえるようなことは何もしていません。ストライキで国鉄分割民営化に反対したのは動労千葉だけです。まあ当局の手先になった動労ーJR総連の立場から見れば国労すらも「極左」なんでしょうか。あと国労からJR東労組に移る人は闘おうとして移るんじゃなくて、たたかいをやめるために移るんですよ。
>つまり、なんのことはない、中核派はなにもしていないということが明らか。戦っているのは先生方です。
だから中核派がやってるなんてことはどこにも書いてありませんね。
>「法廷闘争」自体が石原都知事・東京都教育委員会当局、それに最近では校長による恫喝まで含めた強圧的態度(日の丸・君が代強制)に対して告訴告発を行うことが必然的に闘いとして結合されざるを得ないのではありませんか。
ここは注目すべきコメントですね。法廷闘争と、権力への告発は、民事と刑事であって、全然違いますね。法廷闘争が大衆的に打ち抜かれて前進を切り開いていると言うことが、どうして「必然的に」検察・警察権力への告訴告発へと「結合されざるを得ない」のでしょうか? 司法権力だってずいぶん反動化してますが、検察・警察は弾圧の主体ですよ。
>−−−現実には日教組・全教という組織がいまだ存在して先生方がたは教育現場という「職場」において教育の反動化と戦っているのでしょうが、そのことを直接的に「大衆運動の強化に資するものでなければならない」などと願望することはできません(中核派の願望の吐露です)。無責任極まりない。このことは中核派が、ブント主義丸出しで先生方の戦いを大衆闘争として直接的に利用しようという意図が見え見えなんですね。
竹中さんが批判されている部分は、法廷闘争は権力にお願いして勝利するように闘うんじゃなくて、大衆運動が発展するように法廷闘争もやるべきだと言っているのに、竹中さんの意見は「教育労働者のたたかいが大衆運動の強化に資するべきだ」というのはおかしいと言っていて、これもずいぶん論旨をねじ曲げて、それをまた悪く批判していますね。
なんだかいちいちコメントしているのが恥ずかしくなってきました。
>逆にそのようなものとして先生方の戦いを位置づける場合にはスパイ組織中核派の同盟員たる教育労働戦線の分子(先生)が裸踊りをしているだけで、一向に大衆運動としては拡大しません。なにしろ先生方は70年代以降次々と戦闘的労働者を虐殺したいきさつがあり、空論としてしか映らないでしょう。
教育労働者のたたかいが大衆的に発展することは、「スパイ組織中核派の同盟員たる教育労働戦線の分子が裸踊りをしているだけ」というのも、なんだかずいぶん乱暴です。闘っている教育労働者はみんな中核派に見えるのでしょうか? 過去のトラウマで現実を見るのは危険です。
>先生方の戦いに対して連合も含めてみな黙殺している中で先生方の戦いは孤立した闘いのままであること、これをどう大衆的に明らかにしながら反戦闘争に高めるか、このことと現に戦われている法廷闘争とはまったく異質の問題である。むしろ国鉄分割民営化の時点で国労を極左的に指導して組織崩壊を起こした革同同様の過去の誤謬にたどりつくのではないですか?
先生方のたたかいは孤立なんかしてませんよ。勝手に孤立していると決めつけて、闘おうという呼びかけを極左だと否定する。これが竹中さんの本旨なんでしょうか。たたかいはジリ貧で、もっと闘ったらもっとジリ貧になるから、権力に助けを求めよう。というのが告訴・告発路線の基本的考え方なんでしょうね。だんだん分かってきました。
竹中さんが紹介してくれた革マル解放の文章の最後は
>すべての教育労働者は、あらゆる分会・支部・諸機関で論議をまきおこし、校長・都教委を追及して、創意工夫して新たな「職務命令」をうち砕こう!
となっていました。なるほどここの「創意工夫して新たな職務命令を打ち砕こう」というのが権力への告訴・告発なんですね。大衆運動は世論形成のためであって、職務命令を打ち砕く力にはならないと考えているんですね。で、権力に頼もうと。
>この主張はカクマルとしての党派のものであり、これと労働者組織が直接同じ主張をすることはありえないわけである。JR総連など(傘下のJR東労組も含む)「カクマル」といわれて「カクマルではない」と明言している。これを「カクマル」と見立てているのは中核派である。まして幅広い大衆組織を作ろうとしているカクマルの思惑は、みずからは手を下さずに大衆的基盤をもつ組織を構築することにより日教組・高教組を防衛しようという意図を持ったものであると捕らえられ、組合闘争を直接大衆闘争として位置づけようとする(現在的には極左戦術)中核派にとってはきわめて脅威となるものだろう。
↑ここで言っていることよく分かりません。すみません。
>石原当局のこれ以上の横暴を食い止め組合を防衛してゆく上では現在的には告訴・告発が、カクマルではなくゆるやかな大衆的組織が担うという意味では、新たな闘いが始まったといえる。
>これが直接労組破壊につながるとの見解は、自分たちが殺人を教師をターゲットとした自己目的的な「内ゲバ」により権力の懐に飛び込んだ過去をもつ中核派のリアルな体験を吐露しているものであり、告訴・告発がそのような地平とは完全に無縁の地平で行われるbのだろう。このことにただただ難癖をつけるしろものがこの「前進」の駄文である。
>カクマルの場合ゆるやかな「統一戦線」作りは得意芸である。また中核派が作った運動であればそれを基盤ごと奪うハイエナ的な食い漁り方はなりふり構うところがない。組織にはアメーバ的に増殖する、権力と中核派にとって一番困った存在ではなかろうか。
いやーまいりましたね。カクマルってこんな考え(?)方の人たちの集団なんですか?
ざんねん!!