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(回答先: 靖国参拝・原潜問題で応酬 日中首脳、チリで会談【朝日新聞】 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 11 月 22 日 17:53:08)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20041122/eve_____kok_____002.shtml
中国主席 靖国参拝を直接批判
【サンティアゴ=竹内洋一】チリ訪問中の小泉純一郎首相は二十一日夜(日本時間二十二日朝)、サンティアゴ市内のホテルで、中国の胡錦濤国家主席と会談した。胡主席は「日中間の政治的停滞は、日本の指導者の靖国神社参拝が原因だ」として首相の靖国神社参拝を批判するとともに、参拝中止を求めた。首相は戦没者の追悼と不戦の誓いのために参拝していると従来の考えを伝えた。胡主席が直接的な表現で首相の靖国神社参拝を批判したことはなかった。
胡主席は日中関係について「歴史を鑑(かがみ)に未来に向かうことを希望する。歴史は避けて通れない。現在の中日関係の政治停滞と困難は、日本政府指導者の靖国参拝が原因だ。適切に対処してほしい」と述べた。さらに胡主席は「来年は反ファシスト勝利六十周年の敏感な年だ」と強調した。胡主席は過去二回の小泉首相との会談では、間接的な表現で靖国参拝を批判していたが、「靖国神社」という言葉を明言したのは初めて。
これに対し、小泉首相は「誠意を持って受け止める」と応じた上で、「靖国神社を参拝するのは、心ならずも戦場に行って亡くなった方に哀悼の誠をささげ、不戦を誓うためだ」と説明。同時に「日中の共通利益の拡大を図り、日中両国がともに平和・発展の道を堅持していくという未来志向の共通認識を得たい」と強調した。
中国原潜の領海侵犯事件について、首相は「再発防止が特に重要だ」と述べた。これに対して、胡主席は直接言及せず、日中間の懸案全体について「大局的見地に立って対話で解決すべきだ」と述べるにとどめた。
孔泉・中国外務省報道局長は会談後、記者団に「この問題は外交ルートを通じて解決したと認識している」と述べた。
日中首脳会談は、昨年十月のバンコクでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に行われて以来、約一年ぶり。会談は三十分の予定をオーバーし、一時間以上行われた。
日中関係をめぐっては、小泉首相の靖国参拝に中国側が反発し、相互訪問が三年以上途絶えているが、会談で相互訪問は議題にならなかった。
中国による東シナ海でのガス田開発問題について、首相は「東シナ海を対立の海としないことが大切だ」と述べ、中国に自制を求めた。