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(回答先: 労働者の党から国民の党になったから王様同士の晩餐会に出て行くんでしょうね 投稿者 happyblue 日時 2004 年 11 月 19 日 00:39:27)
日本共産党が「野党外交」を自画自賛しているホームページを見つけたので紹介しておきます。
http://www.jcp.or.jp/jcp/gaikou/
この中で、やはり注目に値するのは彼らが9・11に際して130カ国に送ったという
@テロ根絶のためには、軍事力による報復でなく、法にもとづく裁きを
――米国での同時多発テロ事件にかんする各国政府首脳への書簡
http://www.jcp.or.jp/jcp/2001-0917-syokan.html
@一部の国による軍事攻撃と戦争拡大の道から、国連を中心にした制裁と“裁き”の道へのきりかえを提案する
各国政府首脳への書簡
http://www.jcp.or.jp/activ/activ22-tero/2001-1012-2-syokan2.html
これらは、一見アメリカの戦争に反対しているようですが、「テロ根絶」を第一の課題にしているという点で、世界中の支配者と同じ立場だということを表明しているのです。
その点で、EU各国やロシアとだいたい同じレベルなんです。
「もっと違う方法でテロを根絶しようよ」という提案ですね。
それでこの文章の中には、なぜアメリカが狙われるのか、という点にはまったくひと言も言及がないんです。これは恐るべき立場だと思います。国連で一致すれば何をやってもいいという感じです。
世界中の労働者の一般的感覚から言っても、「テロはよくない。しかしその背景にはは・・・」となるのが普通なんじゃないでしょうか。ところが共産党にはそのしかしすらないんです。テロさえ根絶すればそれでいい。なんですね。
そもそもどうして世界の労働者に戦争反対を呼びかけないで、真っ先に世界中の政府にテロ根絶の方法を提案する書簡を送るのか? それぞれの政府はそれぞれの国で、民衆を弾圧している政権が過半数なんじゃないでしょうか? それで、その政府に相手にしてもらって喜んでいるというのは、感性を疑わずにはいられません。「共産主義への壁がこんなに低くなっている!」などと喜んでいますが、共産党が共産主義でもなんでもない書簡を送っているからそうなっているだけなのです。
僕は共産党の「野党外交」の最大のアピール対象は、世界各国よりも、他ならぬ小泉政権ー日本経団連だと思っています。