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(回答先: ネタ1.「国道交通社会設計の大観」私的メモより 投稿者 弦楽器の旋律PIANO 日時 2004 年 11 月 14 日 17:36:50)
次行こう。
D国際経済特化都市東京&リニア建設の如何(後編)
試案4で考察したような、奇抜な通貨政策による東京経済の再編と同時に、思索しておかなくてはならない案件があるが、それはリニアの有益性だ。リニアモーターカーの技術的な問題は、大方の所JR総研の研究実績により、克服されたと言っていいが、第二段階において、無視出来ないのが経済効率と採算性である。
私の知識、知略から断定すれば、リニアモーターカーの経済性、倫理的問題は、現行の理論に従えば、解決されない問題だろう。経済性は大電力を消費し、周辺の環境措置が必要であることから難儀で、倫理的問題に関しては、単なる高速移動は、もはや21世紀において、絶対の善とは言えず、多くの人はスローライフによるゆとりを求めていることからもそれは証明される。旅情は新幹線より、トロッコ列車と言うわけだ。
仮にリニア技術を活かすというなら、超伝導による電力の効率的な転送など、より生活の実態に即したインフラストラクチュア(基礎構造)を提起すべきであり、その技術をあくまで旅客輸送という観点から、使役したいのであれば、ハブ空港間の連絡を勧める。
現在の太平洋ベルトにおける、羽田空港、中京国際空港、神戸空港をリニアで連絡し、空港をその意味性において一体化する。羽田から神戸までは、約一時間半だ。
リスクを分散させる為に、これらの三空港にニューデリー行きの便(例)を設定するが、羽田での待ち時間を利用し、リニアモーターカーを利用して神戸に向かえば、本来羽田空港で待機時間が12時間であったとして、神戸空港での接続が適切であれば、より迅速にニューデリーへ向かうことが出来る。また僅差ではあるが、羽田から神戸に移動することにより、ニューデリーへ接近したことになる。
日本国内においては、利便性の急変は無いかもしれないが、日本国内を中継地とする外国人旅行者にとっては、この措置は魅力的であり、リニアモーターカーの運賃は、飛行機のフライト料を充てればよいだろう。
仮にそれが困難であれば、東京都市圏のウォーターフロントに、リニアを建設、あるいは札幌から、新千歳空港への連絡にリニアを利用する可能性が考えられる。
またリニア駅の周辺を、試案4で考察したような、混合紙幣の流通地とし、東京の他、中京圏、関西圏の一部においても、実践することが可能である。
とにかく高級な資本であるから、日本国内の一部において、強力な集積を維持出来なければ、これらは「行過ぎた資本」になる恐れがある。理論は提示しても、個人的には賛同しかねるのが、私の感想です。あなたは、どう思いますか?
つづく。
つづく。