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安否不明の拉致被害者10人の再調査などをめぐる第3回日朝実務者協議は14日、全日程を終了した。局長級に格上げし初めて平壌で開催した今回の協議で、日本側は横田めぐみさんら安否不明者10人に関する新たな資料や物証を入手した。ただ、現地から日本政府サイドに現在の消息に直結する安否情報の連絡は入っておらず、生存は確認できなかったもようだ。
日本政府代表団(団長・薮中三十二外務省アジア大洋州局長)は、北朝鮮から提供された被害者の所持品、カルテなどを携行し、15日午前に全日空チャーター機で羽田空港に帰国する。
町村信孝外相は14日午前のNHK番組で、協議の成果について「悲観的なことも楽観的なことも言えない」と述べ、大きな進展がなかったことを示唆。逢沢一郎外務副大臣は民放番組で「(持ち帰る物証を)よく東京で分析したい」と述べた。
日朝両政府とも詳しい協議結果を明らかにしていないが、日本側は14日午前、安否不明者の入院先とされる病院関係者から約3時間、事情聴取。午後は再調査を担当する「調査委員会」責任者の陳日宝人民保安省局長らに疑問点などをただした。
政府代表団は帰国後、外務省で町村外相に協議結果を報告。首相官邸に向かい小泉純一郎首相と細田博之官房長官にも報告する。その後、拉致被害者家族会に対する説明会を開き、北朝鮮から持ち帰った資料なども示す考えだ。
(11/15 00:22)
http://www.sankei.co.jp/news/041115/sei002.htm