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【モスクワ=古本朗】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は14日に放映された露NTVテレビの番組で、北方領土問題について発言し、歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)2島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言に基づき、2島のみの返還で領土問題に「終止符を打つ」立場を示した。来年のプーチン大統領訪日を控え、交渉姿勢を明示した模様だ。
日露両政府は、1993年のエリツィン前大統領の訪日時に「歯舞、色丹、国後(くなしり)、択捉(えとろふ)の4島」が領土交渉の対象であることを確認する「東京宣言」を発表した。だが、露外相は今回、日ソ共同宣言の履行義務を改めて確認しつつ、共同宣言は「2島引き渡しで問題に終止符を打つよう提起している」と、残る2島に関する譲歩の余地を否定した。
(2004/11/14/20:52 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041114i213.htm