現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 708.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「4島の帰属明確化が前提」 ロ大統領方針で小泉首相 [朝日新聞]【プーチン政権が喜ぶ反応】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 16 日 15:49:52)
2004年 11月 16日 火曜日 14:26 JST
[モスクワ 15日 ロイター] ロシアのプーチン大統領は、北方領土問題について、14日のラブロフ外相発言を受けて浮上した2島返還の憶測に否定的な見方を示した。
同外相は14日、北方領土問題について、4島のうち2島を返還するとした旧ソ連時代の約束を尊重する意向を示した。
この発言を受けて、ロシアが、日露の正式な平和条約の締結に向けた道を開き、日本企業によるロシア極東地域への投資を拡大するため、2島を返還する、との憶測が浮上した。
しかし、ロシアのプーチン大統領は、北方領土問題で日露の合意が近くないことを明確にした。
同大統領は、「特に極東に当てはまることだが、われわれは、すべての義務を常に履行してきたし、今後も果たしていく。しかし、この履行は、相手が同じ義務を履行する用意がある範囲においてだけだ」とし、「これまでのところ、知っている通り、われわれは、理解に達していない」と述べた。
1956年の日ソ共同宣言では、2島の引き渡しがうたわれているが、日本は4島返還を望んでおり、この問題の部分的な解決には今のところ関心を示していない。
ロシアの外務省は、外相発言は、北方領土問題についての公式の立場に変更があったことを意味しない、と強調した。
同省広報担当者のアレクサンドル・ヤコベンコ氏は、「ロシアの立場に変化はない。以前と同様、われわれは、両国関係を発展させる包括案の基礎として、日本との平和条約問題の解決に向かって進む用意がある」と語った。
c ロイター 2004 All Rights Reserved