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現地なのに「情報過疎」 イラク人質事件の現地対策本部
http://www2.asahi.com/special/jieitai/hostage/TKY200410300292.html
香田証生さん(24)の人質事件で現地対策本部のある在ヨルダン日本大使館は、29日から30日にかけて、米軍の動きや遺体をめぐる情報に振り回された。
香田さんの可能性がある遺体を「米軍がカタールの首都ドーハに運ぶ」との情報を得たのは、現地時間で29日午後(日本時間30日未明)。駐イラク大使からの一報だった。外務副大臣の谷川秀善現地対策本部長は、本部員十数人とともにドーハ入りを決定。夜だったので閉まっていた旅行会社を開けてもらい、翌日の航空券を購入した。
しかし、遺体の移送時間がつかめない。情報が集中する外務省と、在イラク大使館に聞き、ようやく30日未明、「移送先はドーハではないようだ」との情報が入った。荷づくりを済ませたばかりの館員もいたが、午前5時ごろ、谷川本部長はドーハ行きを断念。「クウェートに運ばれる可能性がある」との情報も入ったが、判断は到着を確認してからにした。
東京の外務省から、クウェートに移送された遺体は「香田さんではない」との情報が飛び込んできたのは、その3時間後の午前8時過ぎ。別の遺体が運ばれた可能性も考えられる。「じゃあ、香田さんとされた遺体はどこにあるんだ」と疑問を抱えたまま、同本部長は午前10時に記者会見。案の定、同じ質問が集中し「確認中で、わからない」と答えることになった。
現地本部なのに「情報過疎」。館員の一人は「米軍情報は在イラク大使館が担当し、すべての情報は東京が集約する。ここから米軍などに直接聞けないのが、もどかしい」と漏らした。
(10/30 21:33)