現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙6 > 127.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
橋本知事辞職へ 県政中断にどよめき 高知新聞 2004年10月8日
県政トップが突如、不在になる。橋本大二郎知事への辞職勧告決議案をめぐって激しい攻防が続いた8日の県議会9月定例会最終日。県政からの“途中退席”を宣言した知事に対し、傍聴席の知事の支援者は「大事な時にはいつも県民に信を問うてきた知事らしい」と話し、知事に批判的な県民は「説明不足。県政を混乱させてばかりだ」と切り捨てた。県民にとっては予想外の辞職劇。県政の時計の針は進んでいるのか、逆戻りしているのか。決議案が可決された瞬間、傍聴席はどよめきとため息に包まれた。
昨秋の知事選から10カ月余り。傍聴席には、再び急展開し始めた県政の姿をこの目で確認しようと約70人が朝から続々詰め掛けた。
異例の「出直し選」発言は知事の支援者にも反知事の立場の県民にも波紋を広げ、安芸市の女性(64)は「議会は問答無用という感じ。知事は今月末に(3年知事選の選挙資金疑惑について)説明すると言っているので、少なくともそれまで待つべきだ」と憤慨。高知市の男性会社員(62)は「なぜ今辞めなければならないのか、理由が分からない。説明責任を全く果たしてない」と非難した。
正午すぎから同決議案の審議が始まると、傍聴席の緊張も高まり、決議案への賛成、反対討論をじっと聞き入った。
午後零時50分、決議案が賛成多数で可決されると、傍聴席に拍手とため息が交錯した。
高知市のある男性会社員は「(疑惑に対する)事実は何も明らかになっていない。多数決で白黒をつけるというやり方はおかしい」と知事を擁護。ある女性は可決後、傍聴席から知事に向かって「責任を取り、責任を。いかんことはいかん」と大声で叫んだ。
http://www.kochinews.co.jp/0410/041008evening02.htm#shimen2