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(回答先: 写真転送、一時気付かず 女児誘拐殺人で奈良県警(共同) 12月8日ごろ転送−女児の写真 通信記録で判明(奈良新聞) 投稿者 ニーチェ 日時 2005 年 1 月 14 日 10:50:01)
画像、自分の携帯へ、送信記録から特定
12月14日。被害女児の携帯電話から、メールが発信された。
送信先は、アドレス帳にも入っていない第三者の携帯電話。
「容疑者か、きわめて近い人物に違いない。」
通信記録を入手した奈良県警捜査本部は色めきたった。
女児が連れ去られた11月17日。
午後8時の数分前に奈良県王寺町のJR王寺駅前にある
携帯電話の電波を中継する3つのアンテナが、女児の携帯の電波を次々ととらえた。
異なる方向を向いているいくつものアンテナのエリアを
短時間で移動するには、基地局の直近にいないと不可能。
女児の携帯の所有者は、王寺駅北口のロータリー付近にいたと推定された。
小林薫容疑者(36)と見られる、不可解な動きだった。
続いて女児の写真を添付した母親当てのメールを、隣の平群町の基地局が受信した。
時刻は8時4分。撮影時間は、8時2分と表示されていた。
携帯電話から発する電波からは、さまざまな情報を入手できる。
基地局の鉄塔には周囲6方向に向けて1つずつアンテナがついており、
鉄塔を中心とした1辺2−3キロの扇形の範囲で使用した場所が特定できる。
県警は当初、携帯電波の受信時の前後数時間にキャッチした、数万件に上る
携帯の使用記録を提出するよう複数の携帯会社に要請した。
女児の携帯を持つ人物が、自分の携帯も使っていたとすれば、
女児の携帯の使用記録と同じ時間、同じエリアで使われた
携帯の所有者が犯人である可能性が高い。
絞り込み作業を進める中、メールの送信記録が飛び込んできた。
メールの送信先のアドレスから、電話番号、所有者までわかる。
持ち主が小林容疑者と特定されるのに、時間はかからなかった。
捜査の動きを知らなかったのか、小林容疑者は、自分の携帯で
受信した女児の画像を、行きつけの飲み屋で見せびらかしていた。
逮捕後に押収された小林容疑者の携帯に残っていた女児の画像は、
12月14日に受信した記録が残っていた。
小林容疑者をあぶり出した「携帯捜査」の威力は抜群だった。
だが、11月末現在の携帯契約台数が約8500万台に上る
「ケイタイ」社会では、誰もが知らぬ間に行動を把握されてしまう
危うさをはらむ。
富山大の小倉利丸教授は「技術の進歩で、かつては
想定されなかった情報も収集できるようになった。個人の居場所も大切な
プライバシー。厳格なルール作りが必要だ。」と指摘する。
2005年1/1、朝日新聞朝刊 1面、
コラム記事 ゆがみの果てw 奈良女児殺害 中 から転載
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この記事の中では、見てきたような緊張感を持って「12/14」に、
被害女児の携帯から、当時小林容疑者が所有していたとされる携帯に
女児の画像を含んだメールが送信されたことが語られている。
そしてなんと、「12/14に受信した記録も残っていた」とも記している。
これは、元旦の朝日の1面に掲載された記事である。
朝日にとって、今年の顔となるべき重要な記事であろう。
朝日に誠意があるのなら、何らかの対処をすべきである。
今まで、被害女児の携帯電話のことばかり話題になっていたが、
小林容疑者の携帯電話の記録もきわめて重要な証拠となる。
事件当日や12/14の通信記録も、警察は調べているはずだ。
その記録から、小林容疑者の動きは特定されるであろう。
たとえば、朝日では12/14とされる、メールのやりとりは、
当然、同一基地局の同一アンテナで送受信されているはずだ。
警察は、それを証拠として提出すべきだ。
そして、当日の彼の動きと、彼の携帯の使用場所とが齟齬をきたすことは決して許されない。
小林容疑者が、いつどこで、携帯電話を使ったかは100%、把握できる。
女児の遺体、小林容疑者自身、女児の携帯、小林容疑者の携帯、車
のすべての当日の足取りをしっかり洗って、すべてが一致することを証明しなければならない。
どこのだれも頼んでいないのに、理由もはっきりしないまま、
日本の裁判で「陪審員制度」が導入されるらしい。
こんな腐りきった証拠で、誰が判決を下せるというのだ。
「陪審員制度」を導入するつもりなら、腐れ新聞と警察は、今回の事件の証拠を
全部公開し、そのときのシュミレーションをやってみろ。
それができないのであれば、「陪審員制度」なんてやめろ。