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日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われた同派元会長代理の村岡兼造元官房長官(73)の初公判が14日、東京地裁(川口政明裁判長)で開かれた。
村岡被告は「全く関与しておらず、無罪と確信している」と述べ、起訴事実を全面的に否認した。
罪状認否で村岡被告は、同派政治団体「平成研究会」(平成研)の会計責任者だった滝川俊行被告(55)にヤミ献金処理を指示したことは絶対にないと、同被告との共謀を強く否定。同派元会長の橋本竜太郎元首相(67)(不起訴)や元事務総長の野中広務元自民党幹事長(79)(起訴猶予)にも言及し、「平成研の出納責任者は野中氏」「滝川被告が橋本氏から(不記載について)指示を受ける機会は十分あった」などと主張した。
また、弁護人も「会長代理は純粋な名誉職で、(村岡被告に)平成研の経理に関する重要事項を決定する権限はなかった」と主張した。
検察側の冒頭陳述によると、村岡被告は2001年7月、滝川被告から「日歯から1億円の寄付を受けた」と報告を受けた。翌年3月中旬、日歯側に領収書発行を求められた滝川被告から指示を仰がれると、村岡被告は同派幹部会で対応を協議。最終的に「それでは領収書は出さないことにしよう」と、1億円を平成研の収支報告書に記載しないことを決定し、滝川被告に1億円を除外した収支報告書を作成、提出させた。
この日の公判で弁護側は、滝川被告や日歯前会長・臼田貞夫被告(74)らの供述調書の証拠採用に同意しなかった。一方、検察側は、橋本元首相や野中元幹事長ら国会議員の調書を一切提出しなかった。
川口裁判長は、来年6月まで計11回の公判期日を指定。来年1月12日の次回公判で、滝川被告が検察側証人として証言する。
滝川被告は今月3日、村岡被告の指示を受けたと認定され、東京地裁で禁固10月、執行猶予4年の有罪判決を受けている。
(2004/12/14/20:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041214i109.htm
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