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(回答先: 海老沢会長が番組で謝罪、放送局長は会長の辞任否定[読売新聞] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 12 月 05 日 00:06:03)
NHKが危ない。日放労が緊急集会 2004/12/05
http://www.janjan.jp/media/0412/0412021249/1.php
NHKの職員労働組合「日本放送労働組合(日放労)」中部支部主催の緊急集会「NHKはいま」が、11月26日(金)、名古屋市中区のなごやNPOセンターで行われた。(共催:市民とメディア研究会あくせす)。報告者は日放労中部支部委員長の若井俊一郎氏、コーディネーターは中日新聞記者の安藤明夫氏。
集会では、番組制作経費の不正支出等の不祥事をめぐる経営側の対応と組合側の行動について経過報告がなされた。経営側は会長以下役員の給与を半減させることやコンプライアンス推進委員会の設置、9月11日に「謝罪番組」を放送するという取り組みを行ったという。
一方、組合側では海老沢会長辞任を求める声も少なくなく、全国の支部での職場集会と中央委員会を経て、「04私たちの決断」という行動指針を決定した。要求内容には、不祥事に関して経営陣が責任説明を果たすこと、職場の自主性を尊重すること、「内部告発者」に不利益な扱いをしないこと等が盛り込まれた。
この日は、フロアからの質疑やコメントが相次ぎ、活発な議論がなされた。フロアからの発言をいくつか紹介する。(→は回答)
●海老沢会長辞任要求は受信料スタッフの組合(全受労)が先に出していた。職員組合(日放労)との関係は?→別組合で連携していない。日放労も自主的に判断して決めた。
●ニュース・ドキュメンタリーへの圧力が強まっている。「戦争」をテーマにした企画が9.11で没になったことがある。→現実には自主性が尊重されていない。
●受信料の未納率を組合は把握しているか。→収支の詳細な記録は出ないが、10月末の不払いは知りたい。それが経営への不信によるものか判断の目安にできる。
●編集権の問題をもっと明るみに出してほしい。「公共性は局が決めること」という経営側の姿勢に、一市民としては「やってられない」気持ちになる。
●日放労も組合員の考えを拾った上で、会長辞任要求を出しているのか?中央で決定しただけでは要求として動けるか疑問。(筆者)
●NHKの内部行事をニュースでやることなのか?位置付けをきちんと説明してほしい。それができないなら、底辺から体質を改善してほしい。メールの受け入れも求める。
●NHK対視聴者ではなく、個人対個人として関わるべき。私は「視聴者」ではない。
終了後、「NHKに言いたいこと」という葉書が配られ、フロアでは複数枚求める様子も伺えた。これは組合が全国展開する活動の一つであるが、組合が開いた集会だけでも、個々人の言いたいことは集まるものである。そもそも、NHKは基本的に市民から支払われる「受信料」で経営をしているわけで、市民が発言したいことがたくさんあると考えるほうが自然だと思う。
そういう意味では本当は私たちが「経営権」や「編集権」を持っているぐらいのことが必要ではないだろうか?
(浅野保照)