現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件15 > 586.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「自浄作用ない職場」 監査委員が道警を批判 [共同通信]【このように指弾される組織が公的強制力を持っている恐さ】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 02 日 17:31:23)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20041202&j=0022&k=200412026073
2004/12/02 15:33
一連の裏金問題で道警の全部署を対象に特別監査を実施していた道監査委員は二日、結果報告に「(道警は)自発的な自浄作用を期待できない職場環境」との文言を盛り込むことを決めた。また、一部の部署で旅費のピンハネが行われていたことも指摘する。「不適正額」は総額で四億円程度になる見込みだ。
関係者によると、監査委員は捜査用報償費の支出先とされる捜査協力者の調査について道警に協力を要請。芦刈勝治本部長は、道議会などで「(協力は)個別、具体的に検討したい」と表明していたが、その後、道警からは十分な説明や対応はなかったといい、道警に強い遺憾の意を表明する。
また一部の部署では、本来、捜査員に支払われるべき旅費の一部が、幹部によってピンハネされていたことも判明。旅費のピンハネは、裏金づくりを実名証言した元弟子屈署次長も指摘しており、特別監査で裏付けられた格好だ。内部調査は、こうした事実に触れていなかった。
返還額に関して、道警は内部調査で約七億一千五百万円(うち道費二億三百万円)としている。しかし特別監査では、捜査用報償費、旅費、交際費、食糧費の四費目で、執行事実がない「クロ認定」が合計二億五千万円に上る見通しとなった。さらに、執行事実が確認できない「灰色認定」が、報償費で一億円強、旅費で数千万円、食糧費・交際費で数百万円あり、「不適正額」は内部調査に比べて二億円程度増える公算となった。これにより、道費部分だけで道警の内部調査の約二倍が不適正となる。灰色認定は、今後の確認監査で使途が確認されれば減少する可能性がある。