現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件15 > 501.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
福岡県大牟田市の連続殺人・死体遺棄事件で、強盗殺人罪などで起訴された北村孝(23)、孝紘(たかひろ)(20)の両被告は金を奪う目的で高見小夜子さん(58)宅に侵入し、それが一連の犯行の発端になった可能性が高いことが、25日までの県警捜査本部の調べでわかった。
侵入した際、両被告は、小夜子さん方に当時1人で居合わせた二男の穣吏(じょうじ)さん(15)を絞殺したとみられ、捜査本部は強盗殺人容疑での再逮捕を視野に追及している。
調べによると、両被告の母の真美被告(45)(別の強盗殺人罪などで起訴済み)は、穣吏さん殺害について、「孝紘被告に『おれ、人を殺してしまった』と打ち明けられて初めて知った」「4人の(被害者の)中で、(穣吏さんが)最初に殺された」などと供述。息子2人の関与をほのめかす供述も始めた。
孝紘被告らは、指定暴力団・道仁会系組幹部の父、実雄(60)(同)と真美の両被告が小夜子さん宅にある多額の現金を狙っていたことを知っていたという。
両被告は、両親より先走って小夜子さん宅に侵入。穣吏さんの首をタオルのようなもので絞め、車に乗せて家を出た。しかし、途中で穣吏さんが息を吹き返したことに気づき、車内で再び首を絞めたという。
一連の事件の被害者は4人にのぼる。このうち、穣吏さんは9月17日に行方不明になり、同21日朝、大牟田市の諏訪川で遺体が発見された。
穣吏さんを被害者とする事件では、真美被告が同22日、孝紘被告は同23日、それぞれ死体遺棄容疑で逮捕、起訴されている。
(2004/11/25/22:36 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041125i114.htm