現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件15 > 495.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
小1誘拐殺害 メール直前、携帯一時呼び出し可能に 母の発信には応ぜず
奈良市学園大和町の市立富雄北小一年、有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が奈良県平群町で遺体で見つかった誘拐殺人事件で、犯人からワン切り電話を受けた直後に母親が楓ちゃんの携帯に電話をかけ直した際、呼び出し音が鳴ったもののすぐ通じなくなっていたことが、奈良西署特別捜査本部の調べでわかった。その後まもなく犯行声明のメールが送りつけられており、捜査本部は携帯の扱いに熟知している可能性が高いとみている。調べでは、母親の携帯には十七日午後七時五十五分に楓ちゃんの携帯からワン切り電話があった。母親がすぐにかけ直したところ、数回呼び出し音が鳴ったが、つながらなかった。このあと、同八時四分に楓ちゃんの画像を添付したメールが送りつけられた。
同二十七分にメール送信と同じ平群町内の基地局エリアで電源が入れられ、同八時前後に集中して携帯を操作していたが、遺体発見の十八日午前零時すぎまでの大半で携帯の電源を切っていたとみられる。
連れ去り現場での目撃証言から犯人は二十−三十代の男とみられているが、犯人は携帯の取り扱いに慣れた若い世代との見方を強めており、生活圏があるとみられる奈良盆地南西部を中心に捜査を進めている。
一方、富雄北小は二十二日、全校児童に「防犯ベル携帯中」と書いた防犯ステッカーと防犯ブザーを配布した。事件後、地元では防犯ベルでなく楓ちゃんが使用していた衛星利用測位システム(GPS)付き携帯電話に注目が集まっているが、小さな子供を持つ親は「最新機器を持たせていても最悪の結果を防げなかった」とショックを隠せない。
(産経新聞) - 11月25日2時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000022-san-soci