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(回答先: 【詳しい記事】小1女児、誘拐され殺害 「娘はもらった」母親の携帯に写真メール(産経新聞) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 11 月 18 日 16:12:05)
白い車に連れ込む-同じ小学校の母親が目撃
奈良市学園大和町6丁目の有山楓ちゃんの自宅から約200メートル北のマンション下の歩道で、市立富雄北小学校3年女児の母親が17日午後2時前、楓ちゃんと思われる女児を、男が車に連れ込むのを目撃していたことが分かった。
男は身長約170センチ、30〜40歳。黒っぽいジャケットを着用。レンズに薄い色の入ったメガネを掛けていた。車は白色のセダンタイプ。
母親は帰宅する娘を待っていた。道路の向かい側で男が女児と歩道に立って約1分間、話し込んでいるのを目撃。男は女児と話している間、自身の首から掛けていた携帯電話を盛んに気にしていた。男は女児を助手席に座らせ、自分も車に乗り込み東へ向かった。
母親は女児と面識はなく、「知人と話しているような感じで特に気にしなかった」という。
現場は楓ちゃんの通学路。通学距離は約2キロ。低学年の児童だと30分くらいかかる。近鉄富雄駅前で飲食店が並び、買い物客や通勤が多くにぎやか。
県警捜査本部は犯人からの身代金の要求がなかったことから、身代金目的とは考えにくく、捜査本部は犯人の目的を絞り切れていない。有山さん家族に対する怨恨の可能性も視野に入れ、捜査を進める方針。
(2004.11.19 奈良新聞)
http://www.nara-shimbun.com/n_all/041119/all041119b.shtml
殺害後傷つける 発見前、2時間の間に遺棄 奈良の女児誘拐
奈良市学園大和町、会社員、有山茂樹さん(30)の長女、楓(かえで)ちゃん(7つ)=市立富雄北小一年=が誘拐、殺害された事件で、遺体が発見現場に遺棄されたのは、十七日午後十時から十八日午前零時とみられることが、県警奈良西署特別捜査本部の調べで十九日分かった。また楓ちゃんの遺体は、複数の歯が人為的に抜かれていたことなどが新たに判明。捜査本部は猟奇的な目的の事件である可能性が高いとみて、現場の平群町や奈良市西部を中心に小動物などに対する残虐な行為がなかったか詳しく捜査している。
調べでは、楓ちゃんの遺体が放置されていた奈良県平群町菊美台の道路は、地元の主要道の国道168号バイパスへ通じる宅地造成地をぬうように通っており、普段から地元の人以外はめったに通らない場所。十七日午後十時ごろに住民が通りかかったが、異常な点は全くなく、不審な人物や車なども見かけていなかったという。
遺体が発見されたのは翌日の午前零時過ぎで、捜査本部は現場周辺の地理に詳しい人物が、二時間の間に楓ちゃんの遺体を放置した可能性が高いとみて、この時間帯を中心に不審者や不審な車を見た人がいないかどうか捜査を進めている。
宅地は平成八年に分譲が始まったばかり。地元の住民などによると、午後九時を過ぎると車や徒歩での通行人は、かなり少なくなる。付近では二、三年前から空き巣や深夜の侵入盗被害があったという。
一方、遺体の歯は複数が抜かれていたことが判明。状況などから、死亡した後に、ペンチのような道具を使って抜かれたとみられる。また登校時にはいていた靴下が脱がされていたほか、犯人は遺体を抱きかかえるようにして運び、上半身を側溝の外へ出して目立つような形で放置している点など、行動目的に不可解な点が多い。
捜査本部は、わいせつなどの目的で犯行に及び、自らの行為を誇示しようとした可能性もあるとみて捜査。また、楓ちゃんが最後に目撃された奈良市学園中の通学路上で、楓ちゃんがおとなしく男の運転する車に乗り込んでいるため、顔見知りだったことも考えられるとして調べている。
これまでの調べで、犯人は十七日午後七時五十分ごろに、楓ちゃんの携帯電話から、母親の江利さん(28)の携帯に電話をかけ、約二十分後の午後八時過ぎには、遺体遺棄現場付近から「娘はもらった」とする楓ちゃんの写真を添付したメールを送信していたことがわかっている。江利さんは、メールを数回送り返したが返信はなかったという。
(産経新聞) - 11月19日15時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000024-san-soci
深まるナゾ、猟奇性 危険冒し、存在を誇示? 小1女児誘拐殺害
奈良市学園大和町の会社員、有山茂樹さん(30)の長女で、市立富雄北小一年、楓(かえで)ちゃん(7つ)が誘拐され、殺害された事件。利用した携帯電話やメール、遺体の状況などからは犯人の異常な心理がうかがえる。そして、なぜ楓ちゃんは男についていったのか。不可解な点が次々と浮き彫りになる中、犯罪心理に詳しい専門家からは「異常性愛者」との見方も出ている。
■自宅近く
十七日午後七時五十分。住民らが楓ちゃんを捜して自宅近くを走り回っていた最中、母親の江利さん(28)の携帯電話に突然、“ワン切り”の電話が入った。GPS(衛星利用測位システム)の位置情報などを頼りに、自宅から二百メートルしか離れていない公園を捜した。
多くの住民の目を盗んで犯人は車で乗り付けたのか、歩いてきたのか。さらにこの情報が分かった午後八時過ぎ、公園にかけつけた江利さんへの二回目の通信は、写真が添付されたメールだった。一緒に捜していた近所の人たちは、江利さんが悲鳴のような声を上げるのを聞いている。
地元が混乱しながら捜索する様子をうかがっているかのようなタイミング。自らの位置が発覚するリスクを冒してまでも、自分の位置を誇示するかのように通信したとも受け取れる。
■遺体に傷
宅地造成地の側溝で上半身を道路に出す形で発見された楓ちゃんの遺体は、激しく傷つけられていた。
発見された際に髪の毛だけがぬれており、死因は水死。水を張った容器や水のある場所に頭を押さえつけられて殺害された可能性が高い。ほかにも顔や手足に、死亡後についたとみられる傷が複数ついていたという。
一方で、携帯電話以外にも上着と靴下、ランドセルが見つかっておらず、事件は猟奇的な様相を帯びている。
■なぜ車に
楓ちゃんをよく知る地元の人は「簡単に知らない人の車に乗り込むような子ではない」と口をそろえる。近所では不審者による子供を狙った事件も時折起こっており地元は神経質になっていた。
そんななかで起きた事件。小学生の目撃情報によると「車の男の人と話をしていて、そのまま乗り込んだ」。楓ちゃんに不審の念を抱かせないなにかが、犯人にあったのだろうか。
≪「異常性愛者」の可能性 小田晋・帝塚山学院大教授≫
犯罪心理学に詳しい小田晋・帝塚山学院大学教授は、今回の事件の“犯人像”について「性的サディズムと小児性愛をあわせ持った異常性愛者」と推測。東京、埼玉で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤被告や、神戸の児童連続殺傷事件の少年とタイプが似ており、「自分の性的欲求を満たし、犯行を他人に見せつけて喜ぶ快楽殺人の可能性が高い」という。
「娘を誘拐した」ではなく、「娘はもらった」とメッセージを送ったり、体を必要以上に傷つけたりする行為からは「相手を人間でなく、モノと見て完全に支配し、所有しようとする性格がうかがえる」と指摘。
また、人目につきやすい場所に遺体を捨て、メールで写真を送るという行動も、「自分のやった行為に恍惚感と絶頂感を持っているのではないか」。犯人は、これまでに猫を殺すなどの動物虐待や、少女の連れ去り未遂などを起こしたことがある人物の可能性が高いという。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/20nat001.htm
殺害後、室内で写真撮影か
女児誘拐殺人
奈良市の小学一年有山楓(かえで)ちゃん(7つ)が十七日に誘拐され、殺害された事件で、母親(28)の携帯電話に送付されたメールの写真は、殺害後にどこかの室内で撮影されたとみられることが十九日、奈良西署捜査本部の調べで分かった。楓ちゃんの携帯から母親の携帯にあてた“ワン切り”のような発信は、メール直前だったことも判明した。
また捜査本部は遺体には手足の擦り傷に加え、顔などに小さな傷があったことを明らかにした。同日も奈良県平群町の遺体発見場所や連れ去られたとみられる通学路周辺で、遺留品の捜索や検問を実施。不審者の洗い出しや、楓ちゃんが持っていた衛星利用測位システム(GPS)機能付き携帯の通信記録分析なども続けている。
調べでは、楓ちゃんは下校途中の十七日午後一時四十分ごろ、母親が携帯にかけた電話に出たのを最後に消息不明となった。その直後、自宅近くの通学路で男と会話し、男の車に乗ったところが目撃された。
同じ奈良市立富雄北小の複数の児童が目撃していたことが新たに確認された。ただ車の色やタイプ、男の年齢などは、はっきりしないという。
母親へのメールは同八時すぎ、楓ちゃんの携帯から発信された。「娘はもらった」とのメッセージに、目を閉じた写真が添付されていた。周りに写っているものから、屋外や車の中ではないとされる。
メールは平群町周辺から発信され、同七時五十分ごろには、母親の携帯に“ワン切り”のような発信があった。母親は同六時四十五分に奈良西署に通報し、メール受信当時は、GPSを手掛かりに署員らとともに自宅近くの児童公園周辺を捜していた。同署はメールで誘拐事件と判断した。
遺体は十八日午前零時すぎ、自宅から約六キロ離れた平群町の道路脇の側溝で発見され、携帯やランドセル、上着、靴などは見つかっていない。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041119/eve_____sya_____002.shtml
明るく妹思い-奈良の小1女児誘拐殺人【楓ちゃん】
幼い命が残酷にも奪われた―。奈良市で起きた小一女児誘拐殺人事件で、誘拐現場となった女児の自宅周辺では、早朝から沈痛な面持ちで出勤や登校する住民が見られた。静かな新興住宅地で起きた卑劣な犯行。犯人はいまだ捕まっておらず、事件への住民の憤りと不安は募るばかりだ。
殺害された有山楓ちゃんは、両親と2歳の妹の4人家族。家族は仲が良く、楓ちゃん自身、明るい女の子と評判だった。また、2歳の妹をあやして遊んであげる優しいお姉ちゃんでもあった。
近所のパート女性従業員(43)は、早朝にテレビで事件を知った。きのう外が騒がしかったことから、いつもと雰囲気が違うと察知。人伝いで楓ちゃんが行方不明であることを知った。楓ちゃんの印象について「明るくてはきはきとしゃべる、人懐っこい性格だったのに」と顔を曇らせた。
幼稚園のころ、休日になると父親の茂樹さんに付き添ってもらい、自宅前の路上で買ってもらったばかりの自転車に乗る練習をしていたという。楓ちゃんは友人が多く、友人が家へよく遊びに来ていたという。
楓ちゃんが通園していた市立富雄北幼稚園で、子どもが年中、年長組で同じクラスだった主婦(33)は「活発ですごくいい子。事件が信じられなくて」と声を詰まらせた。一昨日、楓ちゃんが帰宅しないことから、保護者らが午後6時ごろから口コミで集まり、班別に手分けをして捜索した。
殺害された事実を知ったのは、早朝のテレビのニュースだった。「知らない人にでもちゃんと話しかけたりする子。そんな性格がこういうことになってしまって」と涙をにじませた。
(2004.11.19 奈良新聞)
http://www.nara-shimbun.com/n_soc/041119/soc041119a.shtml
<奈良女児殺害>現場道路は「死角」 犯人、周辺に土地勘?
奈良県平群町で奈良市立富雄北小1年、有山楓ちゃん(7)が遺体で見つかった事件で、楓ちゃんが車で連れ去られた現場の道路が、外壁改装中で周囲をネットで覆われたマンションと、別のマンションの集会場に挟まれた場所だったことが19日、分かった。商店街からは近く、楓ちゃんの通学路だが、マンション住民の目につきにくい「死角」で、容疑者が現場周辺に土地勘があった可能性もある。県警捜査本部は周辺で不審な人物の出入りがないか捜査を進めている。
調べでは、楓ちゃんは17日午後1時40分ごろ、「学校の近くにいる」と母親の江利さん(28)と携帯電話で話した後、自転車を取りに自宅に向かったとみられる。その後、同2時前ごろに車で連れ去られたとみられるが、場所は自宅の北約200メートルのところで、改装中の6階建てマンションと別のマンションの集会場に挟まれた道路だった。片側1車線で両側に歩道があり、両マンションの住民からは目立たない所だったという。
富雄北小の隣の学区では今年5月17日に帰宅途中の女児が男に抱きつかれ、9月9日には登校中の児童の道をふさぐ男が出るという情報があり、警察や学校、学区でつくる少年指導協議会の会員らが見回りなどを強化していた。両現場とも今回の連れ去り現場とは比較的近い場所だったため、捜査本部は、人目につかない場所を選んで楓ちゃんを連れ去った可能性があるとみている。
また、同小ではこの日午前、1年2組の楓ちゃんの同級生34人が、楓ちゃんあてに、共に過ごした学校生活の思い出などをつづったメッセージを書いたという。それぞれが厚紙に書いたといい、楳田勝也校長は「まとめて楓ちゃんの家族に渡すことにしている」と話した。
(毎日新聞) - 11月19日15時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000042-mai-soci
<奈良女児誘拐殺害>写真撮影は室内か車内 モテル使用か
奈良県平群町で市立小1年、有山楓ちゃん(7)が遺体で見つかった事件で、母親の江利さん(28)に送りつけられたメールに添付された写真が、室内や車内のような場所で撮影されていたことが19日、分かった。遺体遺棄現場と別の場所で水死させられていたことから、犯人がモテルを犯行場所に使った可能性が浮上した。
(毎日新聞) - 11月19日15時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000041-mai-soci
奈良の女児誘拐、近くの公園で女児と遊ぶ男目撃
奈良市学園大和町、会社員有山茂樹さん(30)の長女で、同市立富雄北小1年の楓(かえで)ちゃん(7)が誘拐され、殺害された事件で、母親の江利さん(28)が、楓ちゃんの持っていた全地球測位システム(GPS)付き携帯電話からの発信で3回位置情報を確認、最初に確認できたのは楓ちゃんが連れ去られたとされる17日午後2時過ぎで、有山さん宅近くの公園付近だったことが19日、奈良西署の県警捜査本部の調べでわかった。
調べによると、江利さんは楓ちゃんと最後に携帯で話をした17日午後1時40分以降、位置情報の確認を繰り返した。
最初に確認された自宅近くの公園では、午後2時から午後3時ごろの間に、紺色っぽいジャケットを着ていた男と女児が2人で公園で遊んでいるのが目撃されていた。
県警では、公園で、楓ちゃんが携帯の電源を入れたまま持っていた可能性もあるとみており、この女児が楓ちゃんかどうか確認を急いでいる。
2回目は、午後8時前、遺体発見現場の奈良県平群(へぐり)町菊美台の周辺で、母親の携帯に着信音だけで切れる「ワン切り」だった。午後8時4分に楓ちゃんの画像とともに送られてきた「娘はもらった」とのメールが最後で、発見現場のすぐ近くからだった。
県警では、位置が確認された3つの地点の付近での聞き込みを続け、まだ見つかっていない楓ちゃんの携帯電話やランドセルなど遺留品の発見に全力を挙げている。
(読売新聞) - 11月19日14時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000205-yom-soci
奈良の女児誘拐 写真は殺害後、室内で撮影
奈良市の小学一年有山楓ちゃん(7つ)が下校途中に誘拐され、殺害された事件で、犯人が楓ちゃんの携帯電話に位置情報検索機能が付いていたことから、携帯の電源を切って行動した可能性のあることが十九日、奈良西署の特別捜査本部の調べなどで分かった。また、母親の江利さん(28)の携帯にメールで送られてきた楓ちゃんの写真は殺害後の撮影とみられ、捜査本部は携帯の通信記録分析や聞き込みなどで、容疑者の割り出しに全力を挙げている。
楓ちゃんの携帯はGPS(衛星利用測位システム)付きで、電源が入っていると、現在地が分かる仕組みになっていた。
捜査本部は、犯人が楓ちゃんを誘拐してから十七日午後八時すぎに犯行を告げるメールを江利さんに送るまでの間、携帯の電源を切り、自分や楓ちゃんの居場所を把握されないようにしていた可能性もあるとみている。
調べによると、江利さんは十七日午後一時四十分ごろ、携帯電話で楓ちゃんと会話。この際、楓ちゃんは「(自宅に)自転車を取りに帰りたい」などと話し、無事が確認されている。しかし、江利さんがその後、楓ちゃんに電話をかけた際には、いずれも「電波が届かないか電源を切った状態」だったという。
また、江利さんに送られてきたメールの写真は、犯人が楓ちゃんを殺害後に、どこかの室内で撮影したとみられることが分かった。メールには「娘はもらった」とのメッセージに、目を閉じた楓ちゃんの写真が添付されていたが、周りに写っているものから屋外や車の中ではないとされる。
捜査本部は、楓ちゃんには手足の擦過傷のほか、顔や体に多数の細かい傷があることを確認。犯人が奈良県平群町の側溝に遺体を捨てた際にできた傷もあるとみられるが、刃物などで切られた傷もある可能性があり、詳しく調べている。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20041119/eve_____sya_____006.shtml