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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000018-mai-soci
熊本市の市立小学校の男性教諭(59)が、児童に「肝試し」と言って原爆症患者の写真パネルを見せていたことが分かった。市教委は25日午後になって匿名電話で事実を知り、校長と教諭らに「パネルの使い方が人権配慮に欠けていた」として児童と保護者に謝罪させた。
市教委によると、教諭は18日午後6時半ごろ、理科を教えている4年生の1クラスを「月と星の観察」の屋外授業のため集めたが、台風23号の接近で理科室でのビデオ学習に切り替えた。約1時間後「肝試し」として、児童が理科室と体育館の間を往復することになった。教諭はその出発前に、児童を怖がらせる目的で、原爆症患者などが写った写真パネル12枚を見せたという。パネルは平和学習用のもので、教諭の個人所有だった。
2日後、参加した児童2人の保護者が同小に対し「怖がらせるため原爆症患者の写真を見せたのは教育的配慮に欠ける」と抗議。教諭が「不注意だった」と認めたため、校長が口頭で注意した。学校から市教委への報告はなかった。市教委は「大変遺憾。今後さらに人権意識の確立に向け指導・研修に努めたい」と話している。【門田陽介】
(毎日新聞) - 10月26日3時2分更新