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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041020-00000293-mailo-l34
廿日市市上平良の民家に男が侵入し、県立廿日市高2年、北口聡美さん(17)ら2人を殺傷した事件から、19日で2週間を迎えた。県警捜査本部は110人体制で聞き込みなどを続けているが、犯人の動機や足取りははっきりしていない。犯人は「大学生風の20歳前後の男」とみられるが、聡美さんの交友関係に目立ったトラブルはなく、念のために調べた携帯電話やパソコンの通信記録にも、男女が知り合うサイトなどに接続した形跡はなかったという。
これまでの調べでは、聡美さんは5日午後2時ごろ、帰宅。母屋にいた祖母と妹に「(午後)4時まで寝る」と言って隣接する離れに向かった。
午後3時ごろ、聡美さんの悲鳴を聞いて祖母と妹が駆けつけると、聡美さんは離れ1階の階段の上り口付近で、首や胸など約10カ所を刺されて倒れていたという。祖母も背中など約10カ所を刺されて一時重体となった。
捜査本部は、妹の目撃証言から犯人像を絞ったうえ、北口さん宅にまったく物色の形跡がないことから、捜査本部は聡美さんとトラブルがあった若い男の犯行の可能性を追っていたが、有力な情報はないという。
捜査本部が事件の3日後に公開した犯人の似顔絵には、19日までに全国から226件の情報が寄せられたが、犯人に直結するものはない。
捜査本部は引き続き、聡美さんの中・高校の同級生や周辺住民からの聞き込みを続けるという。【田中博子、吉川雄策】
10月20日朝刊
(毎日新聞) - 10月20日17時20分更新