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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000011-yom-soci
【遼陽(中国遼寧省)=佐伯聡士】昨年6月、福岡市東区の衣料品販売業、松本真二郎さん(当時41歳)一家4人が殺害された事件で、中国で逮捕、起訴され、殺人罪などに問われている元日本語学校生、王亮(22)、元私立大留学生、楊寧(24)両被告の初公判が19日、遼寧省遼陽市の中級人民法院(地裁に相当)で開かれた。
両被告は起訴事実を認め、検察は「厳重な処罰を求める」と事実上の死刑求刑を行い、結審した。15日以内に死刑判決が宣告される見通し。
公判では、楊、王被告の順で、検察側の起訴状朗読と被告人質問が行われた。楊被告は「自分が強盗の計画を持ちかけた」などと証言。王被告は、傍聴席に座った遺族の方を向いて土下座し、日本語で「すみません」と謝罪したという。
日本の刑事裁判と違い、検察側が量刑を挙げて求刑することないが、両被告が4人の殺害を認めたうえ、「残虐な犯行で、日本にいる中国人留学生や日中関係に悪影響を与えた」などと断罪したことなどから、「厳重な処罰」は事実上、死刑を指すとみられる。死刑判決を受けて両被告が控訴しない場合、上級審の審査を経て刑が執行される。
日中捜査当局によると、両被告は、福岡地裁で強盗殺人罪などに問われている元専門学校生、魏巍被告(24)と共謀。昨年6月20日午前0時過ぎ、同市東区馬出の松本さん宅に強盗目的で侵入した後、松本さんと妻千加さん(同40歳)、長男海君(同11歳)、長女ひなさん(同8歳)を首を絞めるなどして殺害し、3万7000円などを奪った。
(読売新聞) - 10月19日18時59分更新