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(回答先: Re: 少しずつでも、ぜひ、お聞かせください。 投稿者 米リカ産の亜鈴薯 日時 2005 年 1 月 06 日 20:00:44)
私の運動とはオープンソースソフトウェアです。
> いまの世の中は「才能あるものが、その能力をもちいて、皆に喜ばれる世の中」ではないということですね。
マイクロソフトの市場独占により、
現在、優秀な開発者がよい商品、独創的な商品をつくり、
それにより、生計を建てていくのがたいへん困難な状況です。
なんとかして、ソフトウェア開発が持続可能な状況にならないかとおもいます。
# 寄付による開発ではこの先、もちそうにありません。
> なぜ、「才能を適切に評価できるの能力」が無いのでしょうか。
大手メディアの煽動により、現在、
消費者が適切に商品の価値を判断する能力を失っていると思っています。
皆、単一的な価値観をもつようになり、
売れる商品の種類が減ってきています。
当然、それらをつくる人々(継承すべき伝統や技術)
が失しなわれつつあります。
例えば書籍。人々は本を読まなくなり、
本の執筆者は、その本を読まなくなった人々が理解できるような形で、
本を執筆せねばなりません。
これは執筆者にとって、きつい制約だとおもいます。
当然、売れる書籍の種類が減ってきています。
そして本を執筆する人々も失われていきます。
今の日本の著作物は、
まるで、単一商品を栽培しているようなものです。
疫病でも流行れば、すぐに全滅してしまうでしょう。