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(回答先: 最後の晩餐でキリスト教の本質を理解する。 投稿者 アンチキリスト666 日時 2004 年 11 月 29 日 08:28:20)
アンチキリスト666さま、
おひさでございます。
当時パレスチナの地もローマの支配下だったかと思いますが
寝そべっての食事(正確には横臥して片肘をついた感じ)は
その頃の習慣でございます。
皇帝たちもそうやってメシをお召しになっていた、とのこと。
ローマ帝国の時代が舞台の映画などをご覧になると
そういったシーンはよく出て来ると思います。
ダ・ヴィンチがテーブルや窓などを描いたのは、あの『最後の晩餐』を
ミラノのサンタマリア・デッレ・グラツィエ教会付属の
修道院の食堂の壁面に施すべき壁画として請け負ったこと
(13人がその食堂でかの晩餐を行ったかのようなシチュエーションの
作品にした、ということ。
その空間に実際にそのテーブルがあり、壁画の施された壁に
実際に窓がついていたかのように描く、という趣旨。)のほか、
彼自身が遠近法に凝っていて、それを適用したかった、
などという理由からかも知れません。
聖書の内容とは無関係な、修道院のインテリア装飾作品です。
ではまた、ごきげんよう。