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(回答先: グローバル個別化(細分宣言) 投稿者 転載ですけど 日時 2004 年 11 月 29 日 22:37:30)
欺瞞仮説
多極統合運動は、統合運動である。
地域裁断たる細分は、完全分散ではなく、むろん完全分散許容でもない。
むしろ統合的である。
統合の延命を懸けた、統合の減量と見做せるからである。
考えられるのは、すなわち危惧されるのは、解体された全体の砕片のうち、最大豪族、特権豪族となる手法への余地である。
声の有る層と、声と成る数を騙せる間、それ以上は沈降させる必要がない程度には尤もらしく偏光されているだけで、そそり立つそれが選良的野心を超え出てはいない。
また権勢の棄却ではあっても、下野しておいて理論産地と生産現場の樹状階層に於いて扇央とならんがための、それは、禊を経て権威の偽装を為す算段に見えるのである。