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(回答先: ヘルプボタンがアイコンか単なるボタンかなんて所で判断が分かれるような特許が成立している事が信じられません 投稿者 たけ(tk) 日時 2005 年 2 月 04 日 22:34:42)
たけ(tk)さん、どうもです。
特許法はたしか、1980年代に入って対象の領域を拡大して、コンピュータ用のソフトも保護の対象になっています。90年代後半には、ビジネスモデル特許が認められています。
たぶん、こちらのほうに引っかかったのではないでしょうか。
MacやiPod&iTunesを見ればわかるように、使いやすいインターフェースは、製品のオリジナリティとも深く関わり、売れ行きも大きく左右します。
アイコンなどは著作権の領域かなとも思いますが、たとえばAppleはインターフェースにもどんどん特許を取っています(著作権よりも特許のほうが年数的にも法的拘束力が強いのかなとも思います)。
こうした特許戦略、知的所有権戦略はもともとアメリカの権益を保護するためにかなり恣意的に変えられてきています。
日本は若干立ち後れていましたが、EUなどと組んで、アメリカに対抗する知的所有権戦略を構築しようという動きもありますが、どうなることやら。
ともかく、特許の対象分野はアメリカの思惑も絡んで、IT分野ではどんどん広がっているというの実状のようです。