現在地 HOME > 掲示板 > IT7 > 107.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ニューヨーク=小山守生】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは8日、ソニーや松下電器産業などが推進する次世代DVD(デジタル多用途ディスク)規格「ブルーレイディスク」のソフトを発売すると発表した。
ディズニーは米国内の映画興行収入やDVD販売で15―18%程度の市場占有率(シェア)を握っており、ディズニーの参加で、ブルーレイ陣営は米ソフト市場で約5割のシェアを抑えることになる。
次世代DVDの規格を巡っては、東芝やNECなどが、互換性のない「HD DVD」方式を推進しており、規格争いのカギを握る米映画業界が真っ二つに分かれたことで、規格統一が一段と難しくなりそうだ。
次世代DVDでは、ソニーや松下電器産業などが進めるブルーレイディスクと、「HD DVD」が、業界標準を争っている。米映画業界では、ソニー・ピクチャーズやメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)がブルーレイ方式を支持しているが、米タイム・ワーナーなど4社は11月に「HD DVD」方式の支持を表明。主要映画会社ではディズニーだけは態度を明確にしていなかった。
ディズニーは、同規格に準拠したDVDプレーヤーが製品化されるのを待って、対応する映画、アニメなどのソフトを投入するとしており、早ければ来年後半にも米国や日本市場で発売する見込みだ。ただ、ディズニーは同時に「HD DVD」規格によるソフト販売にも含みを持たせており、今後の規格争いで、不透明な部分もある。
一方、ソニー、松下電器産業などが参加する次世代DVDの規格推進団体「ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)」は9日、米映画大手のウォルト・ディズニーが、BDAの最高決定機関のメンバーに加わり、来年後半にもBDプレーヤー対応のソフトを発売する予定と発表した。
(2004/12/9/12:37 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041209i105.htm