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(回答先: 階級間の憎悪を煽ったマルクスは誤り。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 09 日 23:13:31)
マルクス・レーニン・ボルシェビキは自分達の意にそぐわぬ者を「ナニナニは反革命(藁」として嘲笑し、吊るし上げて、粛清した。
2ちゃんねるらネット右翼もまた自分達の意にそぐわぬ者を「ナニナニは在日帰化人(藁」として嘲笑し、吊るし上げて、粛清しようとする。
一見、アカと反共は正反対に見えて、議論・対話を拒絶し、レッテル張りをするという点においては驚くほど、酷似している。やがて、スターリンが台頭すると、ユダヤ陰謀論まで復活し、とうとう最後はジリノフスキーの「今週の陰謀」に行くのは目に見えていた。
何で、マルクスやレーニンの著作である「共産党宣言」や「国家と革命」の出だしはまあ言えば「朝日、毎日、民主党左派、共産党、社民党、中核、革マル、ブンド、第四インター、解放、ML、協会、その他のわけのわからぬ左翼人士どもは社会主義を捻じ曲げる反革命である」というような文章で始まるからだ。自分に近いような左翼人士どもを「空想的社会主義者」「観念主義者」として非難しながら、自分達の観念性や空想性は想定してなかった。しかし、出来上がった共産圏もまたオーエンのニューハーモニーのように破産したのだから、マルクス・レーニンもまた空想的社会主義者にすぎなかったのではないか?オーエンやフーリエより時代が後だからマルクス・レーニンの方が優れているという事自体が観念主義だったのではないか?
階級闘争史観は間違ってはいないが、それだけしか見ない場合には間違いだろう。それが歴史の全てというのはおかしい訳だし。それを全てに当てはめれば最後は「ナニナニは在日!」というネット右翼と全く同じ思考回路で「ナニナニは帝国主義の手先!」論になっていくのではないか?