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(回答先: スポーツイベントで君が代独唱が流行していますが・・・・ 投稿者 ZUMA 日時 2005 年 2 月 12 日 09:40:00)
忌野清志郎さんのパンク風「君が代」ネタのご紹介と、北朝鮮国歌の原詞と訳詩のご紹介ありがとうございました。
>この国歌で特筆すべき点は、「金日成首領様」の台詞が、
>どこにも出てきていない事である。
>どうやら独立当時は「首領様」の影響力は、
>今日ほどではなかったようだ。
国歌一つとっても、仔細に見ると色々な事情が伺えて興味深いです。
さて、表題の『国歌「君が代」をめぐる保革勘ちがい攻防について。』です。一般的に言って、右翼あるいは保守は君が代を守る方、左翼あるいは革新は君が代反対勢力とか言われてきました。事実そのようだったと思います。
その歌詞の意味する所は一旦別におくとして(笑い)、純粋にメロディー的に見た場合あれほどのりの悪い無様な曲もないと思います。
この一点にだけ着目したりします。すると次のような結論に導かれました。(笑い)
右翼あるいは保守が民族意識を高揚したいのであるならば、若い人受けするための新国歌改定運動を起こすべきものと思います。
その対極にある左翼あるいは革新勢力の皆様は、右翼あるいは保守の民族意識の高揚を危険と見るならば、今のままのかっこ悪くてのりの悪い「君が代」断固守る運動を推進すべきと考えます。
ただ、そのままやると宗旨替えしたのか、転向か、裏切り者とか言われますので、今まで通りの反対運動でよろしいです。ただし、戦術をハッキリ意識してネチネチとかつ粘り強くやる必要があります。決して、「君が代がのりが悪くて無様、若い人受けがしないので新国歌改定運動を起こすべきだ」などと右翼あるいは保守勢力に気がつかせてはいけません。いわば、「褒め殺し」ならぬひそかな「貶め生かし」戦術です。
*ここで、『「革新」と言うのは元々は戦前の右翼が使い始めた言葉だ』とか、『右翼、左翼の定義づけをせよ』とか、『冷戦時代の第三世界ではナショナリズムは左翼勢力のものだった』とか、『米国の籠の鳥の日本の右翼あるいは保守勢力が民族意識の高揚など望むはずがない』だとか、の突っ込みはしないように願います。あくまでも現時点での印象的な言葉の使用です。(雑談板ですから)
*たぶん、君が代が時代遅れなことの問題性に気がついているのは、新右翼「一水会」の
代表、鈴木邦男氏あたりだけでしょう。