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(回答先: 生産力主義とエネルギー大量消費志向 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 1 月 26 日 20:13:50)
>なるほど、人類は物理学を深化させてエネルギーを取り出す事に成功しました。
>しかし、それは短期的な目的には役立っても長期的にはどのような意味があった
のかはなはだ疑問です。
>石油の利用も同じ事です。
>速く移動したり、物を大量に運んだりする事に最終的にどれほどの価値が
あるのかが問われなければなりません。
リベラルな国(戦後の日本や、欧米)では、乳児死亡率が低下し、平均寿命が長くなりました。
発展途上国では、乳児死亡率のみが低下し、人口バランスが崩れてしまいました。
まさに、光と影が一体として生じました。
>>地域、家族、個人、国家、地球の、秩序維持をしていきたいと考える、徹底した
>>保守主義者なのであろうと思うのです。
>今のままでいたいという事でしょうね。
>これは無理がありますなあ。
>世界中がアメリカのような生活を始めたら地球はパンクするでしょう。
>だから、アメリカ人は自分達だけが今のままでいたが為にアメリカに反抗させない
>ようにしたいという事でしょう。
>この事を「自由の拡大」と思っているように見受けられます。
アメリカの石油消費量は、あまりにも、莫大過ぎるのが、統計からも見て取れます。
アメリカは、少なくとも、省エネルギー化への改革を迫られています。
無理だとは思うのですけど、次の保守政権で、改革してもらいたいものです。
リベラル政権にも期待したいところですが、前例から見て無理なように思います。
>>しかしながら、リベラルであれ、保守であれ、国際資本家の影響を背後に抱えていることには、変わりがないということなのです。
>つまり、国際資本家の支配を補完するレトリックという事でしょうか?
そうですね。
>「生産力が拡大すれば人類は幸福になる。」という生産力主義は
>資本主義とマルクス主義に共通するものですが、ここが怪しいと私は考えます。
>地球の許容量を考えていない点が間違いであったでしょう。
>科学信仰は生産力主義にも支えられて強化されてきたと思います。
資本主義は、人々が、過当な競争に巻き込まれ、別の意味での、困難に直面するという点を見逃していたし、
マルクス主義は、人間性への理解の面であまりに単純すぎたということになります。
マルクス主義も、共産主義も
大枠で見れば、”リベラル”に属します。
主義が何であれ、それが、暴政に転じたとき、
”ファシズム”と呼ばれるようになります。