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(回答先: 飛ぶような売れ行き 花粉症対策グッズ(東京新聞) 投稿者 ジリノフスキー松田 日時 2005 年 1 月 22 日 08:45:59)
ジリノフスキー松田さん、初めまして。
花粉症になる人は、何が原因で花粉症になるのでしょう?
実際に花粉症になっている人からは、「バカな! 春はスギ、秋はブタクサの花粉が飛散するからに決まってるだろ!」という叱責の声が聞こえてきそうですが、こういう疑問を持つ訳は、私が一度も花粉症になったことがないからかも知れません。
杉山で木の手入れをしている人も、先祖代々、花粉症になった人は少ないように見受けられます。
また、人体に花粉アレルギーの抗体を作る触媒として、ディーゼルエンジン等の排気ガスに含まれる窒素酸化物が関係しているということで、東京都はディーゼル車の排ガス規制を条例化しました。
車社会の東京都心部に勤務し、花粉が飛散する春を迎えるという、同じ条件下で、花粉症になる人とならない人の差は何なのでしょう?
それまで花粉症になったことがなかった私の知人が、会社帰りにプールに2年間通ったら、花粉症と似た症状になったことがありました。
この知人は、プールの水を消毒する強いカルキの影響だと考えて、プール通いを止めましたが、数年後にはその症状が治癒していました。
カルキは、水道水には当然であるかのように混入されている消毒薬ですが、今の日本で、きれいな岩清水だけを飲んで暮らしている人は、ほとんどいません。
家庭排水と工場廃水で汚染された川の水を使う水道水では、汚染度に比例してカルキの量も増えています。
また、浄水場の沈殿池で除去しきれない水中の微量の重金属がそのまま水道水に混入するために惹き起こされる深刻なアレルギーも報告されています。
病気の本当の原因という資料によれば、プラスチック類の焼却炉からの排煙に含まれる猛毒のダイオキシンは言うに及ばず、スーパーマーケット等でごく普通に使われている塩化ビニル類の包装物に日常的に接触することも、アレルギーの原因になるということです。
私見では、花粉症にとって花粉は表面的なキッカケに過ぎず、別の原因物質(排ガスの成分やカルキや重金属など)に対して、人の抗体が、様々な個人差をもって、作られたり作られなかったりするからではないか、と推測しております。
今年は、昨年の猛暑の影響で、例年以上に大量の花粉が都会に飛散するという予想が流され、花粉症対策グッズがバカ売れになっているようで、蕾を多くつけた杉の木を伐採している映像も流されました。
しかし、花粉症の真因が花粉にはないのだとしたら、花粉を飛ばす杉の木を伐採しても、花粉症は無くなるようには思えません。
逆に、医療用品業界は、花粉症の原因究明やその根絶よりも、花粉症対策グッズが売れることを歓迎しているように見えます。