現在地 HOME > 国家破産38 > 916.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 人生並びに生活経済の相談心理学に関する研究(3) 九州科学技術研究所 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 14 日 03:35:19)
ズムであり、まさにこれは輪廻の輪と酷似する。資本主義市場経済はこの無限連鎖を常に発生させることで、次々に新商品が開発され、それを消費者に消費させていくという構造なのだ。
これは読者諸氏が乗っている自家用車を考えてもらえば、このことが一層よく理解できるであろう。
新車は約三年周期で造られている。年式は毎年新しい物のモデルで市場に送り出されるが、内部のメカ部分やボディーのチェンジは三年周期で新しいものになっていく。
従って消費者に車を買い換えさせる周期は三年周期で車のセールスマンがやってくる。そしてさかんに買い変えれと勧める。しかし車は三・四年で乗れなくなってしまうほど、ちゃちな構造になっていない。大事に使えば十年は愚か、二十年でも三十年でも十分に使えるのである。クラシックカーが健在で、今も現役で動いているのを見れば一目瞭然である。それなのに買い換えを勧める。これこそが消費のための消費であり、無限連鎖消費を起こさせる資本主義の「ねずみ講」たる所以である。
また「ねずみ講」に酷似した社会システムに「マルチ商法」なるものがある。これこそ市場経済では資本主義にメカニズムに酷似した商法システムと言えよう。
マルチ商法(multilevel marketing plan)は 商品販売方法の一つであり、物品販売業者とその商品を再販売する者(会員)とが次々に他の者を再販売組織に加盟させて、組織内での地位(階級)昇進から得られる利益を餌に商品の購入や、取引料の支払いの負担を約束させる形で開始する商品の販売取引である。これは別名「鼠講式販売法」とも呼ばれ、投機性が強く弊害が大きいので法律では厳しく規制されているが、「ねずみ講」同様、再販売する会員が国民と思ってもらえば納得できるであろう。
この商法は詰まるところ、連鎖販売取引であり、会員(国民)はテレビや新聞広告や雑誌広告の宣伝媒体を通して商品内容を知る事が出来、この内容に魅せられて、消費のための消費を繰り返すというのが消費者(国民)の心理である。
従って、更めて新車に買い換えるという場合、今買い換えるにあたり、家計のことを考えないで買い換えるという愚行は避けたいものである。大ローンを組んで再び払い続けると、我が家は破産するのではないか、と直ぐに裏のことを考える癖をつけることが大切である。
しかし実のところ、消費癖旺盛の人はこの辺がルーズであり、セールスマンの口車に載せられて、新し