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(回答先: 米モルガンSと英バークレイズはドル上昇継続予想−リーマンは異論 (ブルームバーグ) 投稿者 乃依 日時 2005 年 2 月 12 日 17:37:00)
NY外為(11日):円が週間ベースで下落、日本経済懸念し4週連続安(2) (ブルームバーグ)
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=12bloomberg12aj8z.ttd.rYc
2005年2月12日(土)06時50分
2月11日(ブルームバーグ):今週のニューヨーク外国為替市場では、円
が下落。日本経済に回復腰折れの兆候が現れたことが嫌気され、対ドルで4週連
続安となり、昨年5月以来の最長を記録した。
円は1月17日に家計支出と鉱工業生産の統計を受けて5年ぶりの高値に上
昇して以来、約3.9%水準を下げている。来週は昨年第4四半期の国内総生産
(GDP)の発表が予定されている。
クレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)の通貨ストラテジス
ト、ジェーソン・ボナンカ氏は、「日本経済が他国の好調と肩を並べるにはほど
遠い」と語る。「日銀が懸念を表明するような経済指標が出れば、円売りの材料
となるだろう」と付け加えた。
EBSによれば、ニューヨーク時間午後4時1分現在、円の対ドル相場は
1ドル=105円74銭。前日の同105円84銭からは円高となったが、週間ベース
では1.6%値下がりした。対ユーロでは1ユーロ=136円8銭(前日遅くは同
136.30銭)。週間ベースでは1.6%の値下がり。CSFBのボナンカ氏は向こう
3カ月の円相場予想を1ドル=101円としている。
日銀の福井俊彦総裁は日本時間3日午前の衆院予算委員会で、「まだ本当に
持続的な回復パスに乗るまでに、あるいは物価の面で見て、デフレ脱却に確信が
持てるまでもう少し距離を残している」との見解を示した。同日の外為市場では、
これを受けて円が下げた。
クレディ・アグリコールの投資銀行部門、カリヨン(ロンドン)の外国為替
調査責任者、ミタル・コテチャ氏は、円への需要が今週冷え込んだ背景として、
中国当局が人民元の対ドル連動(ペッグ)制を即座に解除する計画を否定したこ
とを指摘した。
見通し引き下げ
米証券モルガン・スタンレーは10日、円相場見通しを下方修正し、この理
由のひとつとして、人民元切り上げが先送りされるとの見方が強まっていること
を挙げた。同社は6月末までの円相場見通しを、従来の1ドル=95円から下方
修正し、103円とした。同社は少なくとも年前半には、人民元切り上げはないと
見ている。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト30人の予想中央値によると、04年
10−12月期国内総生産(GDP)は実質で前期比0.1%増が見込まれている。同
統計は16日に発表の予定。
バンク・オブ・ニューヨークの首席通貨ストラテジスト、サイモン・デリッ
ク氏は、「日本経済はしばらく、一貫して冴えない状況が続いている。日本経済
には円買いを誘うような材料は多くみられない」と述べた。同氏は円が来週、1
ドル=107円まで下げる可能性があると指摘した。
ドルの対ユーロ相場は前日とほぼ変わらずの1ユーロ=1.2867ドル。7日
は同1.2732ドルまでドル高が進行し、昨年11月3日以来の高値を付けた。
カリヨンのコテチャ氏は、「前日発表の貿易収支では赤字が縮小したものの、
依然として膨大な規模であり、ドルにとっては著しい強材料となったわけではな
い」と述べた。
米商務省が10日に発表した12月の貿易収支統計によると、財とサービスを
合わせた貿易収支(国際収支ベース、季節調整済み)は564億ドルの赤字。赤字
幅は過去最大を記録した前月(593億ドルの赤字、速報の603億ドル赤字から修
正)から縮小した。
原題:Yen Heads for Fourth Week of Declines on Japan Growth Concern 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(抜粋) {NXTW NSN IBRNM507NBB5
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Rodrigo Davies at rdavies13@bloomberg.net;
Joshua Krongold in New York at at jkrongold2@bloomberg.net.
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Dan Moss at
or at dmoss@bloomberg.net.