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(回答先: [政治][郵政] やっと「まとも」になってきた 投稿者 蚊取犬 日時 2005 年 2 月 10 日 00:10:56)
最近、聞かなくなりましたね、「グロバリズム」、、、。
なんだったのか? 私は、経済分野に市場原理を実現する、世界中いたるところで、だろうか? これでもいまいちよくわからないよね。こういえば、何とか分かるのか、、。
つまり、旧ソ連流の国家による計画経済=統制経済は、だめ、アメリカは、許さんよ。国家による規制は、これをやめなさい! 市場を開放しなさい、特に金融市場をね。
開放された市場では、大きな資本が小さな資本を打ち倒す、これが資本自由の論理、別名、強食弱肉の論理。何だ、ロシヤ革命以前の世界に逆戻りだってことだ!
そうだとすると、政治的には、小さな政府こそ喜ばしい、だ。小さな、、、別名は、「夜警国家」。ただし、ブッシュによる夜警国家とは、世界の警察国家となる。今、盛んに、「テロ」退治を世界中で展開している、するつもりだ。
小泉・竹中ポリシイも、自由解放経済、その上にある政府は、小さな政府、出なければならない。で、小泉改革は、この小さな政府つくり、なのだろう。
ところで、大きな政府は、大きな官僚行政である。小泉は、ここに、この大きな官僚世界に構造改革のメスを入れたか?入れようとしているか?
たしかに、中央集権行政から地方分権へと「構造改革」が進行しているようだ。
しかし、その中身は、もっぱら「お金」の話だ。この「改革」の結果、大きな政府が小さな政府に変り、おびただしい数の官僚たちがスッキリと減少し、企業の大リストラ並みに、政府の人件費がおおいに節約される、こんな話は、残念ながら聞いたことがない。
郵政民営化があるぞ、との声がする。だが、ちょっと待ってくれ、彼らは、「現業の」公務員だぜ。民間に移ろうが移るまいか、その仕事は、実業として、存在するものだ。また、非現業の公務員(これこそが官僚だ)が、郵政民営化で得るわけでもなんでもない。
地方分権だ、郵政民営化だ、と彼は絶叫するが、一向に「小さな政府」の実現に向っては、いないぞ!これは、すなわち「すりかえ」構造改革である。
小泉改革の元では、大きな政府のまま強食弱肉の資本の論理が暴走するから、減税はならず、かえって増税がもくろまれ、大きなアメリカの資本がのし歩くことになる。
〜 気がつけば、花ももみじもなかりけり 〜