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(回答先: JMM:アメリカは「戦時」を続ける力も、新たな平和を創出する力も失った【論点から逃避する政治】 (冷泉彰彦) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 05 日 19:08:27)
米「双子の赤字」など議題 G7開幕
最貧国債務 マンデラ氏と意見交換
【ロンドン=小雲規生】先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が四日夜(日本時間五日未明)、ロンドンで始まった。ドル安要因である米国の財政、経常収支の「双子の赤字」削減や、中国通貨・人民元の改革などが焦点となる。重債務貧困国の支援が中心議題となった初日は、参加国の意見が対立し、調整は難航した。日本からは日銀の福井俊彦総裁らが出席。谷垣禎一財務相は二日目のみ出席する。
この日は、会合前に南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ前大統領を招き、最貧国の債務猶予問題などについて意見交換した。
続いて行われたG7会合では、議長国の英国が貧困国向け債権の全額放棄や、先進国が支払いを保証する債券を発行、援助資金を調達する制度の創設を呼びかけた。
これに対し、日本は債権放棄は一部にとどめ、低利融資を中心に支援を続ける枠組みを提案。他の参加国も、資金調達のための国際課税の制度化など独自案を示して意見がまとまらず、結論を持ち越した。
一方、原油価格の高騰に関しては、各国が石油生産に関する情報の透明化や国際エネルギー機関(IEA)との協調で合意。テロ資金対策についても、より精度を高める方向で一致した。
五日は、経常収支の不均衡を背景とした為替問題などについて議論する。為替に関しては、相場安定に向けた各国の協調を改めて確認し、前回までの表現を踏襲した共同声明を採択する見通しだ。
南ア、インド、ブラジルなどの新興国や、中国との特別会合も開かれ、とくに中国に対しては、事実上の対ドル固定となっている人民元相場の柔軟化などを迫るとみられる。
5日15時41分 経済総合一覧
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