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(回答先: BRICs(ブリックス)とは? (FXプライム) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 04 日 16:37:36)
計画経済とは社会主義用語であるが
自由・金融・資本とやらの世界経済も、基礎はどうやら社会主義経済建設計画にあった。
資本主義も社会主義も近代においては両翼である。翼は右と左にある。
近代とは生産力思想であり、21世紀とは金融操作思想であろう。
計画経済における。やはり世界経済は片翼では飛翔できなかったのだ。
資本主義と社会主義はおなじ胴体から生えた翼であったのである。
資本主義は社会主義なしにはやっていけなかったし、社会主義は資本主義なしには
やっていけなかったのである。
中国共産党統治の中国資本主義経済こそ、本来の姿なのであろう。
国民を管理支配する方法は別であろうが
USアメリカも日本も中国や「北朝鮮」と変わりはない。
社会主義体制なのである。
国際金融家は世界の工場たる産業を国から国へ移動させながら
金融操作において富を収奪する、それが
「BRICsとともに見る2050年への道」であろう。
あっしらさんが解明したように
国際金融家が産業資本家から収奪する構造である。
1989年社会主義崩壊以後、15年が経過した。2005年である。
社会主義以後の世界とは、いまや
中国が体現している共産党独裁統治における資本主義経済であるが
その産業主義においては
日本も計画経済を基礎とした社会主義体制であった。
国際金融家にとって統治政党は共産党であろうが自民党であろうが
産業国家を統治管理できる能力さえあれば、了解事項である。
くどいようだが
現前の中国経済こそ、近代から21世紀、世界金融家による世界経済体制にとっては
本来の両翼をもった胴体なのである。
その世界の工場である産業国家の胴体から血を吸うのが金融工学の真理であろう。
■現代中国ライブラリィ 現代中国事典 小さな中国のお針子
BRICsの先頭を行く中国
BRICs ブリックス
BRICs(ブリックス)とは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4カ国の頭文字からとったもので、台頭する新興大国を意味する造語。
米国の証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年10月に投資家向けのリポート「BRICsとともに見る2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050)で初めて用いられて以降、広く使われるようになった。4カ国とも大国であり、その影響力は大きい。
@人口大国。中国が約13億人(世界1位)、インドが約10億5000万人(世界2位)、ブラジルが約1億8000万人(世界5位)、ロシアが約1億5000万人(世界7位)。4カ国とも日本の人口(1億2700万人、世界9位)を上回る。4カ国だけで世界の人口の約45パーセントを占める。ただ、中国とインドは人口過剰に悩まされ、ロシアは人口停滞に悩まされているという違いはある。
A国土・資源大国。国土面積はロシアが世界1位、中国が世界3位、ブラジルが世界5位、インドが世界7位。4カ国とも資源大国である。ただ、中国、インドについては人口当たりの資源は決して豊富とはいえない。
B政治大国。ロシア・中国は国連安保理常任理事国であり、インド、ブラジルも常任理事国の有力候補である。しかも、ブラジル以外の3カ国は核保有国であり、ロシアと中国は有人宇宙船を打ち上げた宇宙大国でもある。
C高い経済成長を実現しており、世界経済・地域経済を牽引。4カ国の02年の名目国内総生産(GDP)は合計で2兆5000億ドル強。米国の約4分の1、日本の2分の1程度だが、ゴールドマン・サックスのリポートによると、BRICs4カ国は39年に経済規模でG6(米日独仏英伊)の合計を抜くと予想されている。
同リポートでは、2050年には国別でも中国が米国を抜いて経済規模でトップに立ち、@中国、A米国、Bインド、C日本、Dブラジル、Eロシアの順になると予想している。日本は経済規模では中国とインドに抜かれ、アジア第3の国に転落する。
もちろん、このままBRICsが順調に成長を持続できるとは断言はできない。40年、50年先を予測するのは困難だ。しかし、50年先も米欧日が世界経済の先頭を走っているとも断定できない。栄枯盛衰は歴史の常である。たとえば、清朝時代の中国は世界のGDPの3分の1を占めていたダントツの経済超大国だった。いまの高度成長など中国にとってはささやかなものかもしれない。
BRICs4カ国のうち、G8サミット参加国はロシアだけである。中国やインド、ブラジルが参加しないサミットで世界経済の問題を協議しても意味がないとして、G8の中ではサミットの枠組みの見直しを主張する声が強まっている。
BRICsの台頭は、世界のパワーバランスにも大きく変化をもたし、世界はアメリカ一極集中から、多極化へと向かうのは確実だろう。その先頭を中国が走っていることは間違いのないところだ。(2004年6月20日作成)
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