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(回答先: 三菱自、重工傘下に 再建計画早くも破綻 予想外の債務返済誤算 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 28 日 06:40:53)
西武新会社 プリンスホテル吸収 レジャー40施設見直し
西武グループ経営改革委員会(委員長・諸井虔太平洋セメント相談役)は二十八日、中核会社のコクドを分割し、西武鉄道と合併したうえで、新会社がプリンスホテルを吸収することを柱とした再編策の中間報告を発表した。不採算のレジャー事業については、国内百六十七カ所のうち約四十カ所と海外事業を見直す方針を示した。西武ライオンズ球団も、今シーズン末以降に売却などを検討する。
中間報告はグループを一体的に再生するため、コクドをレジャーなどの事業会社と資産管理会社に分離し、事業会社を西武鉄道と合併させることを打ち出した。約三万人いる従業員の雇用も確保しやすいという。
合併会社は、主力取引銀行などを引受先に千五百億−二千億円規模の増資を実施し、財務基盤を強化。再編による改善効果として中間報告は二百億円以上の経常利益をあげ、約一兆四千億円ある有利子負債を一兆円以下に削減するとの試算を示した。
ただ、合併時期について諸井委員長は記者会見で「六月の株主総会には間に合わない」と語り、今秋以降になるとの見通しを示した。また、前コクド会長で大株主でもある堤義明氏の承認について諸井委員長は「体調をくずしており、『二月末まで待ってほしい』と連絡があった」と語り、返事を保留していることを明らかにした。
合併会社の社長にはみずほコーポレート銀行の後藤高志副頭取が就任し、国土交通省OBで元運輸審議官の平野直樹氏を会長に起用。後藤氏と平野氏は二月一日付で西武鉄道特別顧問に就き、六月の株主総会で取締役に選任された後、就任する。小柳皓正社長は二十八日付で退任。石橋正男常務が副社長に昇格し、社長代行を務める。
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■球団売却なら11月までに
西武球団売却について諸井委員長は「十一月末までに優良な買い手が出てくるかもしれないし、こちらが新たな買い手を探すかもしれない」と一歩踏み込んだ姿勢を示し野球協約で売却申請期限とされる十一月三十日を目指し具体策を検討する考えを明らかにした。
社内には継続保有を望む声も根強いが、約二十億円の年間赤字を抱える状況は厳しい。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/29kei001.htm