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(回答先: 谷垣財務相:ボカラトンの認識とそう変わらない−英G7為替議論 (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 25 日 11:05:40)
【きょうのチャート】米金融当局はコアよりも総合CPIに注目を−エコノミスト
1月24日(ブルームバーグ):FTNファイナンシャル(ニューヨーク)のエコノミストによると、食品とエネルギーを含む米インフレ率は加速している。米金融当局はこれら変動の激しい品目を除いたコア指数よりも、これらを含む総合指数に注目すべきではないかとエコノミストらは指摘した。
グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の下で、当局は主要なインフレ指標としてコアインフレ率に注目してきた。食品と原油価格の変動は時間がたつとともに「薄れる」との暗黙の仮定がその背景にあると、FTNのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は指摘する。
同氏は顧客向けリポートで、「この仮定は過去6年については正しくなかった」と書いている。同氏によると、この間の「インフレ率は平均でコアインフレ率を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上回っている」。
きょうのチャート( {97 ロー氏の1月21日付のリポートによると、1960−1989年にかけて、CPIとコアCPIはともに前年比で約5%上昇した。しかし、コアインフレ率とインフレ率は数年間にわたってかい離することがあり、これは常に原油高が原因になっていると、同氏は指摘している。 同氏は「2つの指数の長期的なかい離は食品価格によって起こることはない」として、債券投資家は今年、原油価格上昇と米国債相場低迷によって「失望させられるだろう」と付け加えた。 24日の米10年債利回りは、景気減速でインフレは抑えられるとの見方から5週間ぶりの低水準付近にとどまっている。 インフレ期待 ロー氏は「市場のインフレ期待は恐らく低過ぎる」との見方を示し、「市場はグリーンスパン議長をはじめとする当局者によって、今年のインフレ率は昨年のコアインフレ率と同じだろうと考えるように仕向けられている」と述べた。 米労働省の20日の発表によると、2004年の米CPIは前年比3.3%上昇と、4年で最大の伸びだった。食品とエネルギーを除くコアCPIは同2.2%上昇。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は1%だったフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2004年6月から引き上げ始め、同年12月の会合で2.25%とした。2月1、2日のFOMCでも2.5%への利上げが予想される。 ロー氏は「高い流動性も、債券市場以外への資金の流れが喧伝(けんでん)されているにもかかわらず債券利回りが上昇しない一因だ」と述べた。 原題:Fed Should Focus on CPI, Not Core Rate, FTN Says: Chart of Day(抜粋) 更新日時 : 2005/01/25 08:38 JST
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta
記事に関する記者への問い合わせ先:
ニューヨーク Thomas R. Keene tkeene@bloomberg.net.
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Joe Winski jwinski@bloomberg.net.
http://www.bloomberg.co.jp/news/commentary.html