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谷垣財務相:ボカラトンの認識とそう変わらない−英G7為替議論(2)
1月25日(ブルームバーグ):谷垣禎一財務相は25日午前、国会内での閣議後の記者会見で、来週末に英ロンドンで開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で為替が主要議題になるかについて、G7では「為替に関する基本的な考えはある程度できている」と指摘したうえで、2004年2月に米フロリダ州ボカラトンで開かれたG7での議論から「基本認識はそう変わるものではない。むしろ共通のものがある」と述べた。
ただ「どういう議論をしていくかは、議長国である英国がまず設定する。まだ正式の議論(の内容)について(英国から通知を)受けていないのでわからない」と述べ、詳細については明言を避けた。
財務相は日本としては「為替は引き続ききちっとよく見ていかなければならないし、よく注意していかなければならない。それに関して何かおかしなことがあれば、きちっとしかるべき手段を取るというのが従来からのスタンス」と述べ、必要に応じて市場介入を辞さない姿勢をあらためて強調した。
ボカラトンG7の声明は為替相場について、「経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)を反映すべき」ことを再確認し、「過度の変動や無秩序な動きは経済成長に望ましくない」と指摘する一方で、「為替相場の柔軟性に欠けている主要な国や経済地域では、さらなる柔軟性が望ましい」との表現も盛り込んだ。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 伊藤辰雄 Tatsuo Ito tito2@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
東京 谷合 謙三 Kenzo Taniai ktaniai@bloomberg.net
Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時 : 2005/01/25 10:35 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/economy/politics.html