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(回答先: 国挙げて観光客もてなし インド、国民の文化意識啓発 (Business i) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 22 日 10:03:00)
インド、資源調達でロシア重視 戦略的提携を強化
FujiSankei Business i. 2005/1/19
インドのアイヤル石油・天然ガス相は、石油資源の安定確保のため、ロシアとの関係強化を図る考えを示した。インドは油田開発権益競争で中国と水をあけられており、サウジアラビアと肩を並べる石油生産国・ロシアとの関係強化を通じ、エネルギー資源確保を目指す。
同相はブルームバーグとのインタビューに応じ、「ここまでインドの経済成長が可能になったのは、石油部門でのロシアとの戦略的提携があったからだ」と語り、エネルギー分野におけるロシアとの関係の重要性を強調した。
ロシアのプーチン大統領は昨年12月にインドを訪問し、両国の大手国営資源会社が協力していくことを決めた。インドは今年に入り、ロシア石油大手ユコスの資産を部分的に買収することを表明、またインド石油・天然ガス公社(ONGC)がロシアのサハリン沖の石油・天然ガス開発計画「サハリン3」への参加に強い興味を示すなど、資源を軸に両国の経済交流が深まっている。
インドは国内で消費する石油の約70%を輸入に頼っているが、アイヤル石油・天然ガス相はインド経済の発展にともない今後15年以内にその比率が85%にまで拡大すると指摘している。
海外での石油資源調達では、インド企業が資金力で勝る中国企業に負けるケースが目立っていることから、インドのシン首相は石油関連の国営企業を統合し、競争力を強める方針を示している。
インドとロシアは、冷戦時に旧ソ連がインドへの武器供給のほぼ100%を担うなど友好関係にある。ロシア側も将来的な有望市場のインドが、米国などと関係を強化することに対し警戒感を強めており、インドがロシア重視の姿勢を示すことは「両国にとって利益が大きい」(アナリスト)とみられている。
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050118202703-ELYBJVCJDS.nwc