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(回答先: ユコス子会社落札企業、経営実体なし 競売2日前に設立〔朝日〕 投稿者 傍らで観る者 日時 2004 年 12 月 21 日 08:53:03)
【モスクワ=栢俊彦】ロシアのベドモスチ紙とガゼータ紙は21日、石油大手ユーコスの子会社であるユガンスクネフテガスの競売に国内石油4位のスルグートネフテガスが関与していると報じた。ただスルグートは最終的な買い手ではなく、いずれ国営天然ガス会社のガスプロムに渡るか、当分の間は国家所有とするかの選択になるとの見方が多い。
両紙を総合すると、ユガンスクの株式を落札したバイカル・フィナンス・グループは6日に設立されたばかりで、社長はスルグート社に近い企業2社を保有する女性。バイカル社の代表として競売に参加したのはスルグート社の幹部2人だった。2人は競売終了後に出国したという。バイカルが払い込んだ入札担保金の17億ドルは国営銀行のズベルバンクが融資したもよう。スルグートが保証人になったとの見方が出ている。スルグートは西シベリアに本社を置き、売却されたユガンスクとは約60キロメートルしか離れていない。ボグダノフ社長はプーチン大統領に近い。堅実経営で知られ60億―80億ドルの手元資金を持つとされる。 (22:29)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041221AT2M2101O21122004.html