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【北京=東一真】中国最大のパソコン・メーカーの「聯想(レノボ)集団」は8日、北京で記者会見し、IBMのパソコン部門を総額17億5000万ドル(約1803億円)で買収すると発表した。
香港に上場する聯想集団にIBMのパソコン部門を移管する計画で、本社機能は、ニューヨークに置く見通しだ。これによって、聯想は世界3位のパソコン・メーカーに浮上する。
発表によると聯想は、IBMのパソコンの研究・開発・製造部門を買収する。対価として6億5000万ドル(約670億円)相当の現金と、6億ドル(618億円)相当の同社株式をIBMに差し出す。さらにIBMの負債5億ドル(約515億円)相当を肩代わりする。
これにより、IBMは、同社の株式の18・9%を取得する。聯想は、IBMの世界的な販売網、サービス網を使って業務展開することが可能になり、アジア地域のパソコン・メーカーは一気に世界の大手に躍り出すことになる。
聯想が生産するパソコンは「lenovo―IBM」ブランドとする。また、「シンクパッド」など有名なIBMパソコンの名前は残す方針と見られる。
聯想は、1984年に、政府系の中国科学院計算技術研究所が出資して、同所の研究者11人が設立した。日本を除くアジア地域でのシェアは12・6%でトップを維持している。
(2004/12/8/13:46 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041208it04.htm