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(回答先: [外為マーケットアイ]細田官房長官発言もドル動かず、介入は遠のくとの見方 [ロイター]【武部&奥田発言でドル安“見定め” 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 25 日 13:13:57)
11月25日(ブルームバーグ):細田博之官房長官は25日午前の定例記者会見で、東京外国為替市場で円が1ドル=102円台後半で取引されていることについて、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)を反映していないとの認識を示したうえで、急激な動きには円売りの市場介入も辞さない政府の方針を強調し、市場をけん制した。
官房長官は、「今の急激な円高の進行は必ずしも経済のファンダメンタルズ反映していると言えないことははっきりしている」と述べるとともに、「むしろドルの問題で、円についてはそれほど円高に進む状況にない」との見方を示した。そのうえで、「市場の急激な動きには断固たる措置を取る考えに変わりはない」と語った。
また細田長官は、ドル安・円高に歯止めをかけるため欧米、特に欧州中央銀行(ECB)と協調介入に踏み切る可能性について、「ドルの急激な安値が明らかに問題になる。それが必ずしも今の状況、ファンダメンタルズを的確に反映していないと判断されれば、ご指摘の対策は考えていかなければならない」と述べた。
ただ「関係当局の専門家でよく考えるべき問題なので、コメントは控えたい。専門家の判断を尊重しなければならない」とも強調した。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 山村敬一 Keiichi Yamamura kyamamura@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
沖本健四郎 Kenshiro Okimoto kokimoto@bloomberg.net
谷合 謙三 Kenzo Taniai ktaniai@bloomberg.net
Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時 : 2004/11/25 12:20 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aPpKIh.hQicc&refer=jp_japan