現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産37 > 475.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 中国が9年ぶりに利上げ、貸出金利を5.58%に [ロイター]【人民元の貸出金利上限も撤廃】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 29 日 01:56:27)
10月28日(ブルームバーグ):ジョン・テーラー米財務次官(国際経済担当)は28日、中国人民銀行(中央銀行)が9年ぶりに政策金利を引き上げたことについて、同国が柔軟な為替制度を導入する可能性が高まったと評価した。
中国当局はこの日、インフレ抑制と電力・原材料不足解消に向けた措置を強化し、利上げに踏み切った。人民銀がウェブサイトに掲載した声明によれば、1年物貸出金利は27べーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)引き上げられ、 5.58%となった。29日から適用する。
テーラー次官はブルームバーグ・ニュースがニューヨークで主催したフォーラムで、「中国経済は非常に急速に成長しており、インフレ圧力を押し下げようと努力してきた」と指摘。「こうした一連の措置は、中国が柔軟な為替制度への移行を進める努力の一環であり、これと合致したものだ」と述べた。
中国が最後に政策金利を引き上げたのは1995年7月。94年には年間12.8%の急成長を遂げた同国経済は、99年には7.1%成長に減速した。2003年には 9.1%成長に加速、7年ぶりの急成長ペースに戻している。
テーラー次官は中国の利上げについて、同国の「景気過熱」とインフレ高進のリスクを伴わずに、景気拡大を維持する可能性を高めるものだと評価。「着実で力強い成長が予想される。これまでよりも着実な成長となろう」と述べた。
また米国の経常赤字が米経済に与えうる脅威については、世界の投資家が米資産を魅力的だとみていることの表れだと指摘し、これを縮小させるうえでのカギは、家計での貯蓄率向上とドイツなど国外経済の成長率上昇だと述べた。第2四半期の米経常赤字は1662億ドルと、過去最大を記録した。
テーラー次官はまた、年初来で70%急騰している原油価格に触れ、「景気の足を引っ張っているのは明らかだ」と述べ、これが成長への脅威となっていると指摘した。
原題:U.S.'s Taylor Says China Rate Hike Signals Flexible Currency (抜粋) {NXTW NSN I6AR3C07SXKX
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Simon Kennedy in New York
at skennedy4@bloomberg.net.
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Kevin Miller at kmiller@bloomberg.net
更新日時 : 2004/10/28 23:51 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=akzy5Goza44w&refer=jp_news_index