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2004年 10月 28日 木曜日 22:33 JST
[北京 28日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は、景気過熱抑制策として、9年強ぶりに利上げに踏み切った。
予想外の0.27%ポイントの利上げは、これまでの政府の指令に基づく景気抑制策から、新たな次元に踏み出したことを示す。
アメリカン・エキスプレス・バンク(ロンドン)のシニアエコノミスト、サラ・ヒュイン氏は、「今回の措置は明らかに投資を一段と抑制し、ソフトランディングを狙ったものだ」と述べた。
人民銀は、1年物人民元貸出金利をこれまでの5.31%から5.58%に、1年物預金金利を1.98%から2.25%に引き上げた。
中国が最後に貸出金利を引き上げたのは1995年7月で、貸出金利を変更したのは2002年2月に引き下げたのが最後だった。
同中銀はウェブサイトで、「指標金利の引き上げは、マクロ経済でのリソース配分を市場に任せるという点で好ましい」と指摘した。
人民銀行はまた、金利自由化を進めるため、人民元の貸出金利上限を撤廃した。これにより各銀行は、元建て融資の金利を「原則的に」自由に設定できるようになった。これまで上限は、指標金利を7割まで上回る水準だった。下限は指標金利を1割下回る水準に据え置かれた。
※原文参照番号[nL28275426](Xtra3000をご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nL28275426]でご覧になれます)
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