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(回答先: 日銀総裁「日本経済、民需主導型で回復続く」 [日本経済新聞]【民需と言っても外需であり世界経済は低迷】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 22 日 19:25:44)
2004年 10月 22日 金曜日 10:19 JST
[東京 22日 ロイター] 竹中経済財政・郵政民営化担当相は、実物経済と金融面には依然ラグがある、との見方を示した。
閣議後の会見で述べた。
竹中担当相は、デフレに対する認識として、「実物経済そのものは、景気回復の中でよくなっている。需給ギャップは、非常に小さく、ほぼゼロのような状況になっている。一方で、緩やかなデフレは続いている」とし、「実物経済と金融的な面の間に、依然としてラグがある」と述べた。
その上で、29日に日銀が公表する「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)に対しては、「われわれも大変注目している。特に、将来にわたっての日銀なりの見方、政策委員の見方をぜひしっかりと示してほしい。そこは、まさに中央銀行の説明責任だ」と要望した。
竹中担当相は、かねてから、デフレ脱却には、マネーサプライが伸びる状況を作ることが重要との認識を示している。現状、マネーサプライは2%付近で推移しており、同相は「まだ変化が見られない。だからこそデフレが続いている」と述べた。
台風の経済に対する影響については、「経済の需要と供給にどのような影響が出るか、しっかりと見極めなければならない」と述べた。供給面では生産活動の阻害や運輸・交通網の切断の影響、需要面では復興のための需要が出てくる。
地球温暖化防止のための環境税導入に向けては、「多面的な評価が必要だ。エネルギー投入をどの程度抑制できるか、その税収でどのような技術開発が出来るか。まだまだ詰めなければならない議論がたくさんある」とし、慎重な議論の必要性を示した。
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