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大手・中堅の総合建設会社(ゼネコン)11社が北朝鮮の建設事情視察のため、訪朝を計画、日本出国後に中止していたことが21日分かった。国交正常化をにらんだ計画とみられるが、日本人拉致問題をめぐる11月の日朝実務者協議が目前に迫る中での動きだけに、政府内では困惑が広がっている。関係者は突然の中止について「国内世論を勘案した結果だ」と説明している。
関係者によると、訪朝団は各社の海外事業担当部署の部長クラスで構成し、19日に日本を出発した。計画では、20日に中国・瀋陽経由で北朝鮮に入国し、28日まで滞在する予定だったが、土壇場になって計画を急きょ中止し、瀋陽から帰国した。突然の中止について幹事役とされる大成建設は「国交正常化に向けた実務者協議が進むなか、当社としてもインフラ整備や建設事情を視察するために社員の派遣を検討したのは事実だが、北朝鮮に対する世論動向をかんがみ、時期尚早と判断した」(広報部)とコメントしている。
ゼネコン訪朝の動きについて、政府筋は「直前に中止したのは賢明な判断だが、利権を狙った動きと見られても仕方がなく、軽率な計画と言わざるを得ない」と指摘している。
毎日新聞 2004年10月21日 13時36分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20041021k0000e020083000c.html