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(回答先: 西武株売却:インサイダー取引濃厚 証取監視委が強い関心 【報道されている相対取引の合計は7262万株にはるかに及ばない】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 21 日 01:40:33)
コクドから西武鉄道株を購入した企業は、取引先であるキリンビールやサントリーなどの飲料メーカー、鉄道車両メーカーを中心に、次々に明らかになった。「問題があることを知っていたら購入するわけがない」「取引先とはいえ、株価下落の被害には損害賠償も含めて筋を通す」。購入企業からは、コクドを非難する声が噴き出している。
サントリーは9月上旬に、堤義明コクド前会長から佐治信忠社長が直接要請を受け、同下旬に260万株を30億円弱で購入した。西武鉄道の駅売店や西武ドーム、グループ企業のプリンスホテルなどで、ビールや飲料を取り扱ってもらっており、「取引関係の強化」のために応じた。購入時には「西武鉄道の経営の透明性を高めるため」としか説明されていないという。
キリンは取引先の株式購入は原則として行わないが、同額のキリン株をコクドに持ってもらう「持ち合い」を条件に応じた。また、伊藤園は9月上旬、コクドのグループ企業の役員から購入の要請を受け、住友商事は堤前会長から経営陣が直接頼まれた。日立製作所は西武鉄道に車両を納入し、三菱電機も車両の制御装置などを納入している間柄だ。
公表された各社の購入価格は、過少記載発表前の9月下旬の株価と同じ1株1000〜1100円程度。しかし過少記載を発表して東証1部の監理ポストに置かれた今月13日以降は下落に歯止めがかからず、20日は548円とほぼ半分の水準になった。ある購入企業の幹部は「協力したつもりが裏切られた気持ち。こんなことで注目されて非常に迷惑だ」と怒りを隠さない。今後各社は、株式の買い戻しや、株価下落による含み損の補償を求める損害賠償請求訴訟などの検討に入る。【清水憲司】
毎日新聞 2004年10月21日 0時08分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041021k0000m040174000c.html